社長ブログケヤキの木の下で
2016年7月20日
サッシから入る日差しは家を暑くする
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
梅雨も明けちゃいましたね、
じめじめ感が幾分和らいだ気がしますが
この暑さに閉口です。
予報では33度、34度なんて普通に出てきますが
子供の頃はこんなに暑かったのか
記憶ではせいぜい30度程度ではなかったかと調べてみると
1965年の岐阜の8月の気温がこちらにあります。
そこそこ34度、35度があるんですね、
中には36度なんてのもあります。
最高気温が30度を切ったのは1日しかありません。
この表を見ると現在とそんなに変わってないような気がしてきますが
近年の気温を見ると38度、39度なんてのもちょくちょくあって
やはり温暖化の影響があるようです。
でも、昔もそこそこ暑かったわけで
あるのは扇風機や団扇だけ・・・
子供には川やプールが最高の場所だったでしょう。
最近では夏休み中に学校のプールが開いていないところも多くあると聞きます。
家の中にエアコンがあれば暑い中を学校まで歩いてプールにという子供は少ないのかもしれません。
前振りが長くなりましたが
夏休み中、家の中で過ごすことの多くなった子供
当然、エアコンがうごいていると思います。
子供部屋だけか
あるいは全室冷房の場合もあると思います。
もちろん
東西、南の窓からは日光が入ってきますから
カーテンなどで防いでいるはずです。
このお日様が入ってくると何ワットに相当するかを測るのが
ソーラーパワーメーター
朝6時半現在、計測してみるとガラスを通して
450w/m2の熱が入ってきてます。
10時くらいまでは太陽高度が低いですから
日射対策が必要ですが
お昼前後は高度も高くなって日光は入ってきません。
問題は西日
先ほどこの時刻で450wと言いましたが
南側と西側の窓の面積の合計が
5m2とすると
5x450wで2250w
約2.2kwということになります。
もちろん今は朝の6時半ですから
日射もそれほど強くありません。
それでもこれは6畳用のエアコンで家を温めているのと同じです。
涼しくしてるんじゃなくて日射で家を温めている
他方では涼しくするためにエアコンで冷やしていることになります。
冬の日差しが暖かいのも頷けるというものです。
家の性能がよくなればなるほど
この日射対策が必須
室内側ではなく
室外で日射を遮る工夫が求められます。
外で直射日光を測ると670w/m2
ガラスを通すと随分減りますがそれでもこれだけあります。
通風のためにサッシを開けてというのも
この熱量ですからそれなりの工夫が求められます。
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