社長ブログケヤキの木の下で
2015年12月23日
堀コタツもファンヒーターも室内放出 燃焼ガスは一酸化炭素と二酸化窒素
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日は2度、今朝も4度の川辺町
年末に寒気が襲来ということで
朝晩の寒さが身にしみます。
日中はそれほどでもないのが助かりますが・・・
ということで
慌ててファンヒーターを購入したり
エアコンを買い換えたりされてる方も多いと思います。
美濃地方のほとんどの住宅では暖房といえば堀炬燵、
もとい、灯油のファンヒーターです。
我が家にも堀炬燵がありますが
熱源は消し炭
そう、炭なんですね。
かまどがありますから、
燃え残りを炭壷にいれて消し炭にしておいて
炬燵で使うときは再度、消し炭に火を入れるわけです。
炬燵の中の灰床の真ん中に赤々とした炭をいれて
その上に金網のついたスノコが設置されて
足を下ろしても大丈夫、となります。
温度調整?
熱ければ赤々とした炭の周りに灰をかぶせて
火の範囲を狭くします。
暖かくなければ灰を除ける
それでも寒ければ炭火を追加投入
注意点は
こたつの中は一酸化炭素が充満してるので
中に入って遊ばない
私が子供の頃は中で遊んでいて亡くなるという悲劇もずいぶんありました。
今のお母さん方が聞いたら目が点かもしれませんが
暖を取るのはそんな方法しかありませんでした。
残るは火鉢か囲炉裏
さて、堀ごたつでは一酸化炭素が要注意
それなら、炬燵のなかから一酸化炭素がでているのなら
室内も危険なのでは?
実は室内はすかすかの隙間だらけですから
大丈夫なんですね。
頭寒足熱です。
ということで
なにが言いたいかというと
室内で使うファンヒーターも燃焼ガスを放出してます、
もちろん室内に。
出てくるのは二酸化窒素
小さなお子さんや、赤ちゃん、お年寄りがいる家庭では
それ以外の暖房がお勧め
筆頭はエアコンですが
多くの家ではエアコンだけの暖房は寒いわけで
次善の策は電気炬燵かホットカーペット
どちらも電気を大量に消費しますから
中電からの請求書が怖いなんてことになります。
現行の25年省エネ基準では
エアコンだけでは寒くて
それ以外の暖房が必要になるケースが大半とおもわれます。
健康性の観点から
また経済性の観点から見れば
建物の断熱性を上げるのがもっとも効果があります。
断熱性のレベルをどこまで上げて
それにいくら費用が発生するのか
またそのレベルに客観性はあるのか?
(国内だけでなく国際的にみても)
お知りになりたい方は
紙太材木店まで連絡ください(^_^)
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