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社長ブログケヤキの木の下で

2025年5月12日

地方の戦略

 

 

  • おはようございます、紙太材木店の田原です。
    昨日は近くの愛宕山、
    通称米田富士の山頂にある祠の修繕資材運びでした。
    背負子に砂やセメント、木材を縛り付けて
    50名ほどで山頂を目指します。
    なんだか大変そうですが、標高は265m
    荷物を担いで登っても30分ほどで山頂ですから、
    そんなに大変ではありません。
    米田富士があるのは、川辺町の福島と言うところです。
    福島と聞けば戦国武将の福島正則を思い出しますが、
    下山中に立ててあった看板を見て実は驚きました。
    川辺町の教育委員会が設置​ したもので
    福島は、福島正則の先祖の出身地とあります。
    川辺町に住んでいながら全く知りませんでした。

 

  • 下山中にトレッキング姿の女性二人と
    すれ違いましたが、地元の方ではなさそうでした。
    最近、川辺町は岐阜のグランドキャニオンで
    知られるようになりました。
    米田富士があるのは飛騨川を挟んだ対岸側ですが、
    岐阜のグランドキャニオンからは
  • 直線距離では2Kmほど
    どちらも初心向けでお子さんでも問題なく登れます。
    (米田富士は小学生の時の遠足場所)
    飛騨川はボートコースですが、
    川辺大橋の上流はコース外になっていて
    ​​サップが人気
    来年にはキャンプ場もできるようです。
    それなりに知られる町になって、
    ここ数年人も県外からも来るようになりましたが、
    実は川辺町には観光課がありません。
    つまり町として、これらの来る人の受け入れ体制が
    まだ整って
    いない状態です。
    駐車場が無い
    トイレが無い
    案内が少ない
    ・・・
    数年前から議論されていましたが、
  • まだ足踏み状態です。

 

  • これから人口が減少していく時代。
    地方の行政に求められるのは、
    10年先、20年先の町をどうするかと言う戦略です。
    戦略が無ければ、
    行き当たりばったりの対応になってしまいます。
    人が町外から来てくれるのは、
    地方の町にとってはありがたいことで
    様々なチャンスでもあります。
    実は岐阜のグランドキャニオンと
  • SNSで発信しただけで、
  • 人が来るなんて誰も思ってなかった
  • というのが真相です。
  • 地方の行政にはインバウンドを含め
  • ある日を境に人が集まり始めることもあるわけです。
  • 町が持つ様々な資源を再検討して、
  • 事前に準備しておく必要があります。
  • 川辺町にこれからも継続して人が来てくれるどうか
  • 行政の手腕にかかっています。
  • 本日は商工会の会員としてのブログでした。

 

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