社長ブログケヤキの木の下で
2025年8月6日
「エコハウス大賞」最終審査会検討MTG
- おはようございます、紙太材木店の田原です。
昨夜はお湿り程度の雨でしたが、
明日は本格的に降ってきそうな予報が出ています。
雨が降らないと土場の草が生えませんから
草刈りしなくても助かるのでありがたいのですが、
2週間以上降ってませんから
流石にもう降ってほしい気分です。
ただ、雨が降ると夏休みは草刈りに・・・
- 昨夜はKKBのZOOMで
「エコハウス大賞|最終審査会対策MTG」
9月に開かれる最終審査で
今年のエコハウス大賞が決まりますが、
KKBでも応募していた工務店や設計事務所がありました。
事前審査の段階で
討ち死にしたところもあるのですが、
最終審査に残っている工務店も何社あるので、
その最終審査のプレゼン対策と言うか
何を、どう伝えたらいいか?をワイワイと話しました。
- 求められるのはプレゼン力と言う
日本人が一番不得意なものの一つ。
いくらいいものを建てていても、
伝わらなければ無いのも同じ…
建物自慢
デザイン自慢
性能自慢ではなく、
それをひっくるめた社会的意義なんてところまでを
上手にプレゼンする必要があります。
大賞を取ろうとするとそんなところまで求められます。
- 新築を検討される方が
様々な工務店やHMを訪れる中で、
担当者に聞くべきことの一つは
性能やデザインや価格ではなく
なぜ、どうして
その家を建てているのか?
と言う本質的な問いです。
その上で
なぜその材料を使っているのか
なぜそのUa値なのか
なぜその断熱性なのか
なぜその耐震性なのか
なぜサイディングなのか
なぜガルバリウムなのか
なぜ木造なのか
etc・・・
最初の本質的な問いと
その後に聞く個別の問いに
整合性があるかどうか - 住宅は個人資産であると同時に、社会資産でもあります。
- これから建てられる住宅は構造的には50年以上、
いまの欧米と同じくらいの寿命があります。
それは建てられた方のお子さんやお孫さんの代まで、
残ることを意味します。
次の世代にどんな家を残すのか?
負債になるような家では、
残された世代は大変です。
一昔前の家に対する考えは
自分のお金で借金して建てるんだから
どんな家を建てようと自分の勝手
自分が死んだ後は
野となれ山となれ・・・
そんな負債になった家の多くが、
空き家になって今や何百万戸もあります。
残念なことに空き家は今後更に増える見込みです。
これから家を建てる方は
最低限、長期優良住宅
最低限、断熱性能等級6+α
でしょうか。
でもその前に、
ご実家の終活も考える必要があります。
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