社長ブログケヤキの木の下で
2025年2月26日
住まい手に見えてくるもの
- おはようございます、紙太材木店の田原です。
日中が暖かくなりました。
朝は氷点下ですけれど・・・
おかげで、午後から薪ストーブはお休みですが
今日はどうなんでしょうね。
- 昨日はご契約前の最終打合せでした。
建物の仕様は、その前の打合せで確認してありましたから
金額の確認です。
設計契約をして頂いたのが昨年の7月末ですから、
ほぼ7か月の打合せ期間ということになります。
設計契約をしていただく前にプラン作成をして
そのプランに基づいて
概算の金額をお伝えしていますが、
7か月の実施設計の間には
住まい手の方の最初に考えていたことが - 変化していきます。
設計が詳細になればなるほど
より具体化すればするほど
当初は遠くから森を見ていたけれど、
どんどん近づいて
木を見る
枝を見る
芽を見る
そんな感覚でしょうか。
実施設計をすると住まい手の方には
見えてくるものあるんですね。
- 家を建てると言うことは
住まい手の方が経験したことの無い購買活動です。
つまり、何もないものを買うことになります。
自動車やTV、冷蔵庫、
スマホ、靴、服
どれも目の前にあって
形になっていて
金額も明示してあります。
素材や性能、機能、色や形も
どれも分かっていて
買うか買わないかを決めてきました。
でも住宅は何もありません。
しかも一つ一つのパーツを
全て自分で決めていかなければなりません。
- 大手のHMや規格住宅であれば
この三つから選んでください。
色はこの二つしかありません。
それは取付できません。
うちの会社では取扱いできません。
仕様決めの打合せは3回までで
全てパソコン上で行います。
それでコストが安くなり、
自分でも満足できるなら
それでいい方も多くおられます。
住まいを商品として考えるなら
単に自分達の世代だけが
住むのだから
安ければ安いほどいい
住宅価格が高騰していく中、
それは一つの考え方としてあるでしょう。
決められた選択肢の中から選べば、
金額の変動はありません。
- 紙太材木店の場合、
設計契約前の概算金額と
詳細設計をした後の金額とでは
3~4%ほど上振れした変動があります。
選択肢を限定して決めてしまえば - 変動は少ないと思いますが、
気持ち的にそうしたくないんですね。
なので最初に伝えておきます。
詳細打合せをしていくと
過去のお客様の例から3~4%上振れしますと。
次回の打合せでご契約、
着工は4月以降になりますから
基準法改正後となります。
- 岐阜市一日市場北町の家
GX志向型住宅
Q1.0住宅 レベル4
長期優良住宅
耐震等級3(許容応力度計算)
BELS ☆5
設計住宅性能評価
建設住宅性能評価
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