社長ブログケヤキの木の下で
2016年7月13日
床下空間を経由して外気を導入する換気方式
こんばんは
紙太材木店の田原です。
雨の予報で建前を直前に延期したため
段取りの組み直しに忙殺
さらに、会社中のパソコンがネットが繋がらないアクシデントも重なって
一日振り回されていました。
さて、以前もお話しした
国の建築物のエネルギー消費性能に関する技術情報
平成28年省エネルギー基準に準拠したプログラム及び技術情報が開示されました。
最新のエネルギー消費性能計算プログラム(住宅版) Ver 2.0.3を見ると
このようになっています。
「床下空間を経由して外気を導入する換気方式の採用」とあります。
更に、このページの?を押すと
床下空間を経由して外気を導入する換気方式の採用とは、
外気温度に比べて室温変動が緩やかな床下空間に外気を導入することにより、
換気負荷を低減させ、暖冷房のエネルギー消費量を削減する効果を見込めます。
この換気方式は同ページの4つの条件を満たしていることが必要で
簡単に言えば
4つの条件を満たしていれば
床下空間を経由して外気を導入する換気方式は
省エネ効果が見込めますよ
ということなんですが
この4つの条件を満たすのは実のところ非常に困難
仕組みとしてあるのはオカトミのDSDDを採用している
百年の家プロジェクトだけで
その他の地中熱を利用しているという方式は
このプログラムの対象にはなりません。
特に3はほとんど全ての熱交換式換気扇が対象になりますから
床下にそのたぐいのものを設置してもNG
国交省や建研も地中熱の利用が省エネ効果があるということが分かっているわけで
我々百年の家プロジェクトには追い風です。
本日は、いろいろアクシデントが重なり
簡単ブログとさせていただきます。m(__)m
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