社長ブログケヤキの木の下で
2023年2月27日
準防火の窓は・・・
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝も池に氷が張る寒さですが
日中は全国的に暖かくなるとか。
名古屋の予想気温は14度。
ただ、今日は新住協の理事会で仙台。
夜がどれくらいの寒さか?
上着を考えねばなりません。
さて、週末の打合せ。
準防火地域で平屋プラン、
使う窓には制限がかかります。
準防火対応のサッシとなるのですが、
性能やサイズの幅が狭いんですね。
制限のないサッシと比べれば、
サッシのUw値(熱還流率)の値も
普段使用している性能の良いサッシに比べると
ワンランク下になります。
それと、メーカーによって
使えるサッシの大きさが違うので、
メーカーを統一しようとすると
必要なサッシのサイズが無いということも…
ここの窓にはこの大きさの窓が欲しいとなっても、
A社のサッシではないけれど
B社のものならある。
となると一つの建物に
3社あるいは4社くらいの
サッシメーカーの窓が取りつくことになります。
町の中の準防火地域で平屋となると、
日射はできるだけ多くとりたい。
同じUa値でも、
暖房負荷(暖房代)が大きく違ってきます。
住まい手に取って最適な温熱環境は人それぞれで、
設計時には明確には分かりません。
設計時にできることはできる限り性能を上げておき、
住まい手の選択肢の幅を広げておくことでしょうか。
サッシメーカーさんには
市街地では準防火地域に指定される割合が高いので、
もう少し性能の良い窓を
作っていただければと思います。
それと、サイズも。
今回のプランでは
木製サッシも使う予定ですから
デザインと防火の工夫も必要です。
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