社長ブログケヤキの木の下で
2014年10月27日
高山 洲さきのビールグラス
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日は法事で高山
駅の改札を出ると先日の京都と同じく
随分な人出です。
古い町並みの上三之町はご覧の状態で
京都の錦小路に負けません。
ただ、聞いてみると
流行っているのは飲食店とホンマもんを扱うお店
いいものにはそれ相応の対価を出すけど
~風のものはxだそうで
本物しか残っていかない時代になっているようです。
さて、法事の後のお斎はこちら
洲さきと書いてあります。
宗和流本膳崩で上のHPの写真でご紹介されてる料理であります。
いつもは料理のご紹介ですが
本日はその周辺のお話し。
こちらはビールグラス
一見、何の変哲もないビールグラスのように見えます。
でもとても薄くて軽い
強く握れば割れてしまうような錯覚に陥ります。
酒飲みの方はお分かり頂けると思いますが
お酒でもビールでも器によって味が異なります。
缶ビールを缶から直接飲んだ時の味と
器に注いで飲んだ時の味を思い浮かべればわかりますし、
お酒に燗をして
器を変えて飲んでみるとその違いがよくわかります。
こちらのグラスは
もともと電球を作っていた硝子メーカーのもの
ひとつのお値段は信じてもらえないかもしれません(^_^)
洗う時もしまう時も注意が必要で
特に内側を拭くときに注意が必要です。
グラスを割るのはこの内側をひねりながら拭くときで
怪我もしやすいです。
美味しいお酒やビールを楽しみたい方には必需品かもしれませんね、
オンラインショップもありますから
興味のある方は一度お訪ね下さい、
それなりの価格がしますけど。
洲さきのような料亭は敷居が高いと思われるかもしれませんが
外国の女性が一人でふらりと入って食べていかれる場合も多いとか
お昼のお値段もHPに出ていますから
料理も器も雰囲気も建物も楽しみたい方には
お手頃かと思われます。
京都で同じような場所で同じような食事をしようとすれば
こちらの倍以上はしますから。
もう一つ
こちらは袴にお銚子が入ってます。
中にはこのように柿の葉が敷いてあります。
季節感を出すためのものという意味もありますが
袴は春慶塗で漆が塗ってありますから
とてもデリケート
熱い燗をしたお銚子をそのまま載せれば跡が付きますから
袴を保護しなければなりません。
このお銚子をうっかりお膳の上におけば
やはり同じように跡がつきますから
注意が必要です。
もちろんお膳が置いてあるテーブルも漆塗り
お酒に酔ってついうっかり置いたりすれば
周りから注意されます。(^_^)
器や料理、雰囲気も含めてそれなりの体験が
京都の半額以下でできますから
高山はお勧めスポットです。
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