社長ブログケヤキの木の下で
2011年4月7日
床暖房は寒い家の補助暖房
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日は朝からINAXのテクノトレーニングセンターで研修
常滑にあります。
岐阜からそんなに遠くないだろうと思っていたら
セントレアのすぐ近くなんですね。
地理音痴ではなかったつもりですが
市町村合併で聞いた事も無い新しい市の名前が
日本中で出来て以来
地理に少々自信をなくしています。
でも、常滑は前からありましたね(笑)
1時間40分ほどでつきましたから電車で行くより
早いようです。
さて昨年、西方里見(外断熱が危ないの著者)さんが
最高の断熱・エコ住宅を作る方法という
本をだされました。
その中で
「床暖房は寒い家の補助暖房と考えてください」と述べてます。
まさにその通りで、
百年プロジェクトのものさし塾でも何度もお話をしています。
一般の方の床暖房に対するイメージは
どちらかと言うと
新築を建てるなら床暖房を取り付けたい、
あるいは出来る事なら床暖房を設置したいという
ところでしょうか。
でも、床暖房+ファンヒーター+エアコン+トイレ・風呂は部分暖房
それでも廊下・玄関・和室は寒い状態
そんな家は日本ではまだまだあります。
大手住宅メーカーに勤務していて
その関係でそのメーカーで家を建て
全館空調システムをいれて
更に床暖房を取り付けている例を私は知っています。
彼は全館空調だけでは足元が寒いのを知っていたからです。
なにか変だと思いませんか?
断熱、気密、換気、冷暖房システムといった
住宅の基本性能が備わった家では
全室暖房が可能で
尚且つそのランニングコスト(灯油や電気代)は
従来に比べて半分以下で済みます。
性能を上げればさらに3分の1、4分の1になります。
それは暮らしやすさにすぐに直結しますから
新築をお考えの方は
住宅の基本性能という部分を
頭の片隅に入れておいて下さいね。
リビングが吹き抜きで
そこにリビング階段があっても
快適に気持ちよく過ごされている
網走のお宅では
暖房器具はFF式のファンヒーター1台です。
外はマイナス20度でも
室内は20度以上
もちろん床暖房など使っていませんし
結露で悩む事もありません
リビング階段が寒いのは
家の間取りのせいではありません。
全て設計者の責任です。
それでは
皆さん、また明日
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