社長ブログケヤキの木の下で
2024年7月31日
摩訶不思議
- おはようございます、紙太材木店の田原です。
暑い日が続きますが、7月も今日で最後。
梅雨が明けて10日ほど。
十分夏は堪能した気分ですが、
まだまだ暑さは続きそうです。
夏は体力勝負と、しっかり食事をして
頑張るしかありませんね。
夏休みまであと10日です。
- さて、先日お引き渡しをした犬山の家
昨日は現地で、外構と庭の打合せでした。
前面の道路から2mほど上がっていますから、
玄関までのアプローチと駐車場
それに植栽と石を考えなければなりません。
今回は住まい手の方の
紹介の庭屋さんが工事をされます。
既存の車庫や階段の撤去
新たに作る土留めなどの
土木工事はこちらサイドの工事になります。
隣地も同じように道路から2mほど上がっていますが、
新たな車庫は道路面と同じ高さですから
隣地の地盤が崩れてこないような
対策が必要になります。
- 一般的に家を建てる宅地は
道路面と同じか少し上がってますが、
道路面との境には何らかの土留めが必要になります。
田舎で周りは田んぼや畑の一軒家なら別ですが、
土留めが必要となると
ブロックを積むか
コンクリートで作るしかありません。
ブロック程度で済めばそれほど心配はいりませんが、
コンクリートでとなるともちろん費用は跳ね上がります。
また年数が経った開発地だと、
間知石と言って四角いコンクリートを
積んだだけの擁壁はいたるところに在ります。
それが安全かどうかは別の問題です。
それが2mを越える高さの場合、
自治体の窓口で
検査済み証の有無を確認する必要があります。
多くの場合取得してなかったり、
保管期間を過ぎて破棄されていたりします。
- 住まい新たにをお考えの方は
道路と地盤面の高さがどの程度あるか?
何らかの土留め工事が必要になるか?
それにはどの程度の費用が必要かなど、
事前に設計者と相談するのが無難です。
周辺環境も良くて
値段も少しお安めな土地を見つけたら、
気持ちはもう買う気に傾いていても
なぜ、少しお安めな値段になってるか
冷静に考える必要があります。
安いには安いなりの理由があります。
それは土地だけでなく建物も同じです。
- 先日、フラット35の
2023年の利用調査が発表されました。
2013年から10年間の推移が出てますが、
所要資金の項目があります。
注文住宅はもちろん上昇ですが、
建売住宅は減少しています。
これだけ建築資材が値上がりしてるのに
なぜ下げられる?
損切り、投げ売りも考えられますが
摩訶不思議な建売業界・・・
- 2025年4月に建築基準法が改正されます。
新築を検討される方だけでなく、
大規模なリフォームを検討される方にとっても
同時に社会全体にとってもプラスな改正です。
建築行政がようやく
ようやく一歩を踏み出しました。
亀の歩みですが、
水準未満の住宅は駆逐されるはずです。
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