社長ブログケヤキの木の下で
2013年1月7日
2013 抱負
読者の皆様、
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
紙太材木店の昨年を振り返ってみると
建物の使用部材に大きな変化がありました。
もちろん自然素材、無垢材を使うことが前提ですが
従来使ってきた建具、建具枠、サッシ枠を
全て手作りのものにかえたことです。
土佐和紙、造作建具、塗り壁
もちろん大工仕事もその範疇にはいりますが
無垢材を使っても建材店が造っている工業製品もあるわけで
それを全て現場の大工さんや建具屋さん、左官屋さんの仕事にシフトしたことです。
それは単に部材を変えるということではなく
「人の手による物づくりの追求」です。
住宅は人の手が入れば入るほどその魅力を増します。
今まででも、一般の住宅に比べればかなり人の手が入っている紙太の家
素材や一部の製造工程だけでなく
使用する部材も人の手で作る事で
今まで以上に魅力的なものとして磨き上げます。
もう一つは
「科学的な根拠に基づいた家づくり」
「熱損失係数の試算」(住宅の燃費計算)
を行うことは今まで通りですが
耐震等級3を標準としたこと。
基準法クリアが耐震等級1ですから
等級3にすることで構造にも磨きがかかりました。
今年は昨年にまして上記の
「人の手による物づくりの追求」
「科学的な根拠に基づいた家づくり」
にこだわっていきます。
これにより
住宅の性能が担保されていることが当たり前
人の手による住宅作りが当たり前
耐震構造の確保が当たり前といった
岐阜の住宅のスタンダードを作っていくつもりです。
心地よさにはデザインが
暮らし易さには性能が
手の届く自然派住宅
今年も宜しくお願いします。
Category
- 家づくりのたいせつな話(514)
- 雨漏れ(25)
- 高性能 省エネ(416)
- 温熱環境(207)
- 雑記(252)
- 新住協(新木造住宅技術研究協議会)(36)
- 室内環境(36)
- MOKスクール(28)
- 紙太材木店の考え(93)
- 建築巡礼(36)
- レイモンド(3)
- 耐震のこと(32)
- 手仕事 道具 機器(93)
- 断熱のこと(88)
- イメージ 仕上がり(72)
- 暮らし(177)
- 古い民家の再生(80)
- 経年変化(7)
- イベント情報(27)
- 換気(25)
- 結露(29)
- インテリア(20)
- メンテナンス(6)
- 紙太材木店の仕事(2)
- 素材(67)
- サッシの性能(51)
- 料理(141)
- 室内環境と健康(15)
- 庭造り(2)
- リフォーム(55)
- 現場レポート(184)
- 性能とデザインのバランス(17)
- 耐久性(3)
- 住宅医 ぎふ木造塾(22)
- 造作家具(25)
- 本の紹介(40)
- ZEH(3)
- 百年の家プロジェクト(45)
- 薪ストーブ(48)