社長ブログケヤキの木の下で
2013年6月28日
お風呂に窓は必要か?
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
お風呂の窓
タイル張りのお風呂の窓廻り
リフォーム工事でタイルを剥すと
こんな状態になっていることが間々あります。
アスファルトの粘着シートで壁面を防水してありましたが
サッシを取り付けた窓廻りは
よほど念入りに防水工事をしないとこんな状態になります。
通常サッシは外から取り付けますから
外壁側の防水仕様は既に確立されてますが
実はこのサッシの内壁側
つまりタイルを貼る側の防水仕様は現場監督任せ
つまり経験と勘
当社の過去の解体工事の例から見ると
浴室サッシ周りの内側からの防水といえば
せいぜいタイルとサッシの間にコーキングをするぐらい
よくて窓周りの構造体にアスファルトテープが貼ってある程度
だから当然10年、20年という時間の中で
漏水が起こり構造体が傷んでいきます。
さて
本題はこれから
現在はお風呂と言えば
ユニットバスが一般的。
ユニットバスの設置は専門業者がしますが
窓周りの防水は専門外。
塩ビの窓枠をサッシに合わせて取り付けるだけ
何もしなければ
10年後はタイルのお風呂と同様
サッシ廻りの構造体は写真のようになる可能性が大
(サッシ枠の防水は外壁側は考えられてますが内側は考えられていません)
お風呂にホントに窓が必要かどうか
換気さえ出来れば必要なんじゃないでしょうか。
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