社長ブログケヤキの木の下で
2011年11月11日
結露のシーズンになります
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
いよいよ寒くなってきましたが
これから結露に悩まされる家も
多くあるのではないでしょうか。
外がかなり冷え込んだ時
ガラス面に結露が出来るのは
皆さんよくご覧になると思います。
でもよく考えてみて下さい、
ガラス面で生じている結露
壁の中でも起こっているのでは
と考えた事ありませんか?
えっ
断熱材があるから大丈夫でしょ?
さて
健康住宅と言う言葉があります。
いろんな工務店や住宅メーカーで
この言葉が使われていますが
相手の言っている
健康住宅の根拠を理解できるだけの
知識が必要になります。
なぜわざわざ「健康」を謳うのか
そんなの当たり前と思って入るかもしれませんが
毎年冬になるとびしょびしょに結露する窓、
ほうかって置けば、埃も溜まりカビも生える
そんなのを見ればこのままでは
体によくないなぁ
と誰もが感じます。
つまり人にとっては不健康な状態
ペアガラスにすれば
結露は少なくなります、
トリプルサッシを使えば
更に少なくなりますし
インプラスのような内サッシをつければ
少なくても表面上は結露は見えなくなります。
でも、これは
あくまで目に見える部分でのこと
視覚的な症状がなくなったからといって
なぜ結露するのかという
根本的な部分がわかっていなければ
その対策にはなりません。
ガラスをペアにしたりと言うのは
あくまで対処療法
多くの人が
暖かくて結露の少ない家
(結露しない家はかなりハードルが高いです)
に住みたいと思ってます。
そのためには
気密や換気、断熱、冷暖房システムといった
住宅の基本性能のことを
ある程度知っておく必要があります。
そうでなければ
健康住宅の工務店や
ハウスメーカーのいうことを
そのまま受け入れる事になります。
自分でネットで調べても
体系的にそのことを理解する事は
かなりの時間を要します。
皆さんは
家に何を求めますか?
家の性能
使う材料
間取り
デザインetc
いろいろありますが、
私は
家の性能が第一にきます。
その上で
デザインや材料
間取りといったものになります。
残念な事ですが
今建てられている住宅は全て
基本性能をきちんと満たしている
とは考えないで下さい。
ペアガラスに結露しないから大丈夫
ではありません。
それでは
皆さん、また明日。
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