社長ブログケヤキの木の下で
2021年5月26日
ええ、セミナー2
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
長期予報では、今年の梅雨も例年通りの明けになるとか…
3週間も早くなったのに
梅雨明けはいつもと同じでは、
基礎工事や外壁や外構工事の工程の組み直しで頭が痛くなりそうです。
昨日、新住協の事務局から上の案内が送られてきました。
旭化成建材主催のWEBセミナーです。
旭化成建材と言えばネオマフォームという断熱材の製造メーカー。
実務者の間ではネオマで通ってますが、
断熱性能がいいのでお値段もそれなりにします。
ある程度、断熱性能を意識した工務店や設計事務所が主に使ってます。
熱伝導率はトップクラスですが、紙太材木店では使っていません。
どんな断熱材でもその性能を100%引き出すには、
きちんとした施工が前提。
そこに入っていればいいというわけではありません。
基礎断熱では問題ありませんが、床断熱ではちと難しい。
今回のセミナーで
一般のこれから住宅を建てられる方に注目していただきたいのはこの部分。
字が小さくて読みにくいですが、こう書いてあります。
Heat20G1、G2、G3などUA(外皮平均熱貫流率)値だけが独り歩きしている現状を受け
鎌田先生にやさしく、暖房負荷、日射取得、部位別の断熱強化の効果など、
本当に必要な検討項目を説明していただきます。
先週の前先生と鎌田先生、それに金子さんの
あいけんのセミナーを見逃した方は必見。
前回のセミナーと相当程度被ってますから
これから新築住宅をお考えの住まい手に取って、
どんな営業マンの話を聞くよりためになります。
住宅会社の営業マンから
「Heat20 G2ですから大丈夫」
なんてことを言われるとついつい信じてしまいそうなあなた。
あぁ、そういうことだったのねと目からウロコの勉強ができます。
時を同じくして
今週、パッシブハウスジャパンの会員向けの特別セミナーが公開されましたが、
それも「Heat20 G3とパッシブハウスの違い」
ご覧いただくと分かりますが
新住協の鎌田先生もパッシブハウスジャパンのYouTubeも
言ってることは同じ。
住まい手に取って本当に必要な数字が何かがわかります。
両方とも実務者向けのセミナーですが
何を言わんとしているかの凡そは、
一般の方でもご覧になればお判りいただけます。
住まい手が本当に知るべき必要なもの
設計者にとって本当に検討すべきもの
Ua(外皮平均熱貫流率)はそこに至る途中で出てくる数字で、
Ua値だけを見ているのは
ある意味、目的地に行く途中できれいな花に見とれて道草をしてるような…
今回のセミナーも、ええセミナーです。
新築をご検討の方はお申込みください。
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