社長ブログケヤキの木の下で
2021年11月19日
先ず、最初に
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
快晴の朝
放射冷却で6度台の美濃地方
これから更に寒くなっていきます。
ガソリンが高騰してるので価格が上がらないように補助金を出すとか
最近の補助金はなんだか?
脱炭素化、CO2削減なら
政府のお金の使い方もその方向にしないと
場当たり的で、戦略も何もないのかと思ってしまいます。
実際、今検討されている政府の経済対策は55兆円規模ですが、
コロナ対策がメインで
経済を成長させる分野への案件はほとんだ無いとか。
財源は赤字国債でしょうから、
借金だけが子供たちの世代に残ることになります。
これって、簡単に言うと
寒い家だから、灯油や電気を使って暖まらなければなりませんね。
その暖房代が値上がりするから、暖房補助金を出しますね。
そうすれば暖かく過ごせるでしょう、と言ってるのと同じ。
いやいや、この先の時代を考えれば
そもそも寒い家だから暖房のための補助金がいるのであって、
暖かい家なら暖房に使うお金も少なくて済むんだから、
補助金なんていらないでしょう。
補助金を出すなら、
暖かい家を建てるのに出すべきでは?
寒い家に暖房のための補助金を出しても
そのお金は結局、産油国やエネルギー資源国に行ってしまうわけで、
日本の国内には何も、な~んにも残らない。
残るのは 寒い家と子供たちへの借金だけ。
じゃあ、
寒い家ってどんな家か?
暖かい家ってどんな家か?
これから家を建てる方はそこのところが知りたいはずです。
HMや工務店、見学会や展示場に行けば
誰もが暖かい家ですよ、という人ばかりで、
実はここだけの話、私どもで建てる家は寒い家です、
なんて正直に言ってくれる人はいません。
どんな家でも、お寺の本堂のようなスカスカの空洞でも、
ガンガンと暖房すれば暖かくなります。
家の暖かさについて、
利害が相反する人が本当のことを教えてくれるわけではありません。
暖かさという観念的な、情緒的な言葉ではなく、
暖かさを数字で理解するには
ご自分でも勉強する以外ありません。
YOUTubeや本など
様々な情報源がありますが、
ほとんどが工務店や設計事務所の代表者のもの。
とてもいいものもありますが、
最初のスタートを切るならそのような立場ではなく、
やはりアカデミックで偏りのない立場の方の本やYouTubeとなります。
となると
東大の前真之先生の本からスタートでしょうか。
一生に一回の事ですから
誰かが言ったからではなく
ご自分で考えることが大切です。
子供たちの世代にどんな家を残すかが問われています。
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