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社長ブログケヤキの木の下で

2020年2月12日

シャツ一枚なら気持ちのいい真冬のオーバーヒート

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おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日に引き続き、
今朝もまだ氷点下の美濃地方です
昨日は大門の家のクローズドな見学会
日差しがかなりありましたから
南に面した2階の寝室はご覧のような温度になってます。
オーバーヒートと表現する方もいますが
夏の27.4度の室温はオーバーヒートとは言いません。
恐らく、冬のほうが基礎代謝量が多く
つまり体温を保つために体の中で燃焼しているエネルギーが
夏より多いので27.4度でも暑く感じるからかもしれません。
一方、北側の子供室の本棚では26度
夕方の4時近くですが
日差しがあると家中が暖まります。
(夕方4時の岡崎の外気温は10.7度)


上の写真を見た一般の方の心配は二つ
一つは、この2月に室温がこんなに高くなっては
春や秋、ましてや夏なんて暑くて住めないんじゃないの?というもの
勿論、きちんとした日射対策が必要で
四季を通じて日射をコントロールできる設計が必要です。
日射をコントロールするというのは
お日様が必要なときは取り入れ、不要なときは入れないということが
住まい手の意思でいつでもできるということです。
今回は、日射をコントロールしないと
どれくらいまで室温が上がるのか確かめたかったので
写真のような温度になってますから
誤解されませんように。
もう一つの心配は
湿度が39%では乾燥し過ぎじゃないの?というもの
最近では冬の室内の推奨湿度が
ネットやニュースなどで流れますから
加湿を意識されてる方から見ると50%に程遠いからNGね、となるかもしれませんが
相対湿度は気温によって変化します。
同じ50%でも気温が20度の時と25度の時では
空気中に含まれる水蒸気の量が違います。
一律に50%と推奨すると
加湿し過ぎてサッシが結露と言うことにもなりかねません。
上の写真の26度で39%と言うのは
22度であれば50%を越える水蒸気が空気中に含まれています。
そこで指標になるのが絶対湿度
上の写真は絶対湿度計で一番上に9.4グラムと表示されています。
これは空気1m3中に含まれる水分の量を表しています。
推奨される絶対湿度は7グラムから10グラム
7グラム以下は乾燥し過ぎ
10グラム以上は加湿し過ぎ
想定室温は22度から24度

相対湿度を目安にするより室温に左右されませんから
一般の方にはお勧めです。
想定室温は22度から24度
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