社長ブログケヤキの木の下で
2012年7月16日
ベタ基礎の結露
こんにちは、
紙太材木店の田原です。
本日は大福町の家でこれの設置
朝から設置していたのですが大量の汗
松田大工さんも今日は馬鹿に汗が出る・・・
気温はそれほど暑いと感じてるわけではないのですが
何しろ汗が出ます。
ということで
私の携帯アプリに
気温と湿度を測ってくれるのがあるので
早速、測って見たのですが・・・・
何度やっても計測中のまま
数値が出てきません。
かなりの湿度である事は
換気装置が設置してある
ベタ基礎の耐圧版をよくご覧になれば分かります。
コンクリート面が結露してます。
しめり空気線図で確認すれば
すぐに分かりますが
気温30度、湿度80%の空気は26度で結露します。
気温30度、湿度90%なら28度で結露です。
コンクリート面は28~26度以下だったのでしょうね。
この物理現象は
等しくどの家でも条件さえ合えば起こります。
ひと夏に何回か起こっているはずで
こんなことを聞くと
これから家を建てようとしている人達は
ひどく心配されるかもしれません。
対策としてよく訪販業者が勧めるのが、
換気扇を設置、
強制的に外の空気を床下に入れ
乾燥?させましょう!
これは訪販業者だけでなく、
一般の方、あるいは工務店の中にもこう思ってる人達がいます。
いえいえダメです、
床下の耐圧版の温度が26度なら
そこに換気扇で30度、湿度80%の空気を幾ら入れても
結露します。
ず~っと結露し続けます。
効果ありません。
押入の中の湿気取りと同じ
幾ら湿気取りを設置しても
ず~っと湿気を取り続けます。
何回いれても押入の中は湿気てます。
そしていつも湿気取りには水が溜まります(笑)
こういうことを理解したうえで
家づくりをする必要があります。
何の効果もない換気扇なんぞ
つける必要は全くありませんし、
押入の湿気取りも同様です。
スマートハウスが・・
太陽光パネルが・・
という前に
押入や床下の湿気対策も大事です。
いや、そっちの方が大事ですね(笑)
それでは
皆さん、次回をお楽しみに。
ps
今日は美味しいビールが頂けそうです!
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