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社長ブログケヤキの木の下で

2012年3月15日

暖かい家は断熱性がいい家にあらず

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
お風呂に入っても
首筋周りがひりひりします。
新しいジャンパーの襟が合わないのかと思っていたのですが
日焼け
一面霜で覆われた現場は
スキー場に似て無くはないですが
日差しがきつい
気づくのがちょっと遅い田原です。
さて、
3月も半ばを過ぎたのに
事務所ではまだまだマキコDXは活躍してますし、
私の家の居間ではファンヒーターとエアコンが動いています。
皆さん、
暖かい家に住みたい?
マキコさんをお呼びしてガンガン焚けば
どんなに寒い家でも(お寺の本堂でも)
暖か~い家になりますよ。
ひょっとしたら
暖かいを通り越して
暑~い家でも出来ます。
でもエネルギー(イコールお金、薪の場合労力)がかかりすぎます。
うえの例で分かるように、
暖かい家が必ずしも断熱性がいいわけではありませんね。
誰もが
暖房エネルギー(お金)の少ない家に住みたいですよね。
断熱性がいい家が暖かい家、
断熱性のいい家は暖房エネルギー(お金)が少ない家
では
断熱性がいい家はどうやって作るか?
1.断熱材を入れればいい(昔は入っていませんでした)
2.断熱材を自然なものにすればいい
3.断熱材を厚くすればいい
4.断熱材の種類を変えればいい
5.
6.
・・・・・
実は住宅関係者でもこの程度なのです・・・
明確に順序だてて、科学的に説明となると怪しいもの。
作り手たるお客様も似たり寄ったり
だから
まともな断熱性のいい家の方が少ないというのが実情、
ここ20年、
奥様の希望はいつも「暖かい家」「暖かい部屋」「暖かい・・・
なのに、
いつまで経っても多くの人が住環境に満足できない状態が続いています。
20年も前からの顧客の要望があるのに
それに応えていない業界はこの業界だけでしょうね。
20年間ほかりっぱなし
でもやってこられるという不思議
今までも、これからも。
ちょっとは頭を使って
やっていかなきゃいけないんじゃないか。
次世代省エネ基準でも
風邪をひきそうなくらい寒い家が出来る
そんな基準に頼らなくて
がっちり断熱性のいい家をつくる
というのが
百年の家プロジェクト(断熱性だけじゃありません、念のため)
紙太材木店の家づくり
いろんな基準や法律がありますが
骨抜きにされ「絵に描いた餅」が多いのが実情。
国民生活の改善が本来の行政の役割だけど
遅々として進まないなら
自分達でやっていくしかない。
最近はそう思うことにしてます。
それでは
皆さん、また明日。

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