社長ブログケヤキの木の下で
2021年10月25日
ドタキャンも
子供の置き土産の学生時代愛用の自転車は、北事務所の軒下に…
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今日は一日雨で
最高気温も15度程度とか…
実は先日結局、ついに、
薪ストーブに火をつけてしまいました。
スカスカの隙間だらけの事務所ですから、
エアコンだけじゃなかなか暖まらないんですね。
それに電気代もかかります。
廃材を燃やせる薪ストーブは電気代の節約にもなりますから
使わない手はないというわけで、朝から10時くらいまで。
冬は事務所でも住まいでも、
寒い思いをしないというのはとても大切であると感じる次第です。
さて、
週末は打合せが集中することになります。
初回の方や、もうすぐ着工、
あるいは最初のプレゼンなどいろいろですが、
今回一組ドタキャン…
経験上、ドタキャンはほぼ100%初回の方。
初めて来られる方の接客はとても大切なので
毎回、いろいろ準備をしますが、
こんなこともあると割り切るしかありません。
ということで時間ができたので
最初のプレゼンをする方のプランの見直しをすると、
いいアイデアが浮かんできました。
それほど広くない敷地に平屋の家。
車と自転車2台を置くスペースが必要なんですが、
この自転車2台が上手く置けない。
置く場所が定まらないんですね。
無理やりカーポートの横にしてたんですが
どうにも取って置いたような感じが否めないプランで、
気に入らないと感じてた次第。
玄関ポーチを広げて中に置くと、
外観にマッチしていい塩梅におさまりました。
たったこれだけのことですが、
固定観念があるとなかなかプランが広がっていきません。
ウッドショックの渦中で
予算を横睨みしながらですが、
性能を落とす方向は住まい手も私も考えていませんから、
必然的に大きさを精査していくことになります。
LDKの広さ
寝室の大きさ
物置のスペース
本当にその広さが必要なのか
でも同時に、
どんな生活、どんな暮らしがしたいのか
温暖化ガスの削減や空き家問題を考えると
今現在だけでなく
20年後、30年後を見据えたプランが求められわけで、
設計者の責任は重大です。
今回は外のポーチを広げたので
床面積が広くなったわけではありませんから
増額分はそれほどでもありません。
ドタキャンのおかげでアイデアが出てきたと考えれば
ある意味、感謝であります。
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