社長ブログケヤキの木の下で
2022年3月16日
また、上がる・・
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝は4度ほどの美濃地方
3月も半ばを過ぎましたが
昨年の美濃加茂の気象データでは
3月16日から31日までの間に
5度以下が9日ありました。
さすがに氷点下はありませんでしたが
朝晩はまだしばらく暖房が必要です。
上の表は14日の日経電子版
以前も燃料調整費のことを書きましたが
今回は昨年と比べた時の4月の電気代やガス代です。
この金額にはまだ
ウクライナの戦争の影響は入っていない価格で
それが反映されるのは6月分からです。
加えて、円安も加速してこの1週間で3円安となってますから
エネルギー資源も含めて輸入製品の値上がりは確実です。
表に出てくる標準家庭の電気代を
自分の家庭のあてはめようとすると無理がありますから
(これよりずっと使ってる!)
上昇率に注目してください。
冬が終わり暖房代が減少していきますから
家計全体の中で暖房費がなくなる分
上昇分を吸収できますが
夏がこれば冷房代が加わりますから
家庭の今年の夏の電気代は過去最高になるでしょう。
暖房代や冷房代を下げるには
家を建てるときにきちんとした温熱設計をする必要があります。
冷房負荷や暖房負荷がどの部屋でどれくらいあるのか?
エアコンの能力はどの程度必要か?
このエアコンを設置すると
限界はどこなのか?
北側に設置されたお風呂や脱衣室、
2階の子供室はどの程度の暖房エネルギーが必要か
南側のリビングでは冷房エネルギーはどの程度必要か
それぞれの部屋での内部発熱はどれくらいか
室内干しをした時の潜熱はどのくらいあるか
新築を検討中の方は
太陽光パネルを設置するとても良い機会ですが
断熱性能の向上とパネルのどちらを優先したらいいか
分からない方も多くいます。
細かい計算は省きますが
Ua値で言えば0.3までは断熱性を上げるというのが
仲間内での共通認識
予算的な制約もありますから
優先順位を考えるときの参考にしてください。
(日射や換気を加味すると違った数字になりますから
Ua値で0.3はあくまで一つの目安と考えてください。
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