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社長ブログケヤキの木の下で

2015年2月27日

離れるほど薄れる情熱

お早うございます、
紙太材木店の田原です。
かなり気温が低くなるかと思っていたのですが、
3.5度の川辺町
3年ほど前のブログを見ると、
2月末でマイナス4度でしたから
今年の春は早くきそうです。
さて、
私がこのブログにいつも書いていることを必要としている人は実は少数派で、
家を建てようと思っている方の恐らく10人に一人もいないでしょう。
だったらもっとより多くの人に受け入れられるような内容にすべきではないだろうか?
経営者としてはいろいろ思考するわけです。
売上を高めるためには
自然素材で高性能なんてことにこだわらず
お客さんの予算に合わせて是々非々で対応したら、
ということが
社長の頭の中には時々浮かんできます。
でも、
なぜかそういう考えが浮かんでくると
それと対局をなす意見が目に飛び込んできます(^_^)
「たとえ求める人が少数でも、
切実に求める人がいるなら
そんな家こそ、
紙太材木店が出す意味があるんじゃないの?」
そう、グラッと気持ちが揺れると
上のような文言がどういうわけか目の前に現れます。
自分の心の中に現れるのではなく
たまたま手にとった雑誌や本に・・
経営者としては
より多くの人のためにとか
会社の安定的な収益構造を構築しなければならない。
というような理由を付けて
自分が本当にしたいこと、
しなければいけないこと
日本のこれからの家はこうあるべきだ
ということから楽になろうとします。
しかし
どんなに上手に理由付けしたとしても
自分が思っているあるべき姿から離れれば離れるほど
情熱は薄れていきます。
ということで
あるべき姿に向かっている限り
緊張感やプレッシャーが持続しストレスも貯まりますが
しかし
同時にモチベーションはわき続け、
そこに生きる意味があるのかもしれません。
なんてことを
ここ数日思うわけです。

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