社長ブログケヤキの木の下で
2015年12月18日
紙太材木店ではゼロエネルギー住宅も標準提案します。
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
三日ほど出雲で住宅研修
最終日の朝は起きてびっくり
15cmほど積もってます。
12月の暖かかった分はこれで帳消し
美濃地方も今朝は氷点下のマイナス1度
いよいよ本格的な冬到来です。
さて、以前もお話してる
ZEHロードマップ検討委員会の工程表
(ZEHはゼロエネルギーハウスの略、ゼッチと読みます。年間の1次エネルギー消費量がネットでゼロとなる住宅)
委員会での中間とりまとめを経て
15日に経産省の審議会でZEHロードマップが決議されました。
詳細はこちらです。
経産省の審議会で決議されたということは
今後の日本の住宅の性能がその方向に向かうことを意味します。
上の表の(案)がなくなります。
簡単に言えば
「日本では2020年までにゼロエネルギーハウスを標準的な新築住宅にする」
ということで
紙太材木店でも来年1月からの新築住宅のお打合せでは、
経産省が定義するZEH又はニアリーZEHを標準的に提案することとします。
もちろんゼロエネルギーハウスということであれば
太陽光パネルは必須となりますので
予算的な規模は大きくなります。
パネルは将来的な設置で、
現況の建物本体の性能を最低、北海道基準まで上げ
パネルを少量載せればZEHになるという選択肢が
コストパフォーマンスを考えれば最良かと思います。
(国の政策がパネル業者には追い風、価格も数年後には今のスペイン、ドイツ並みに下がると考えます)
もちろん予算のある方は最初からZEH狙いもいいでしょう。
住宅の性能とそこに住む方の健康性には大きな関係性があると考えます。
私自身の考えではパネルを載せてゼロエネ住宅までしなくても
冷暖房給湯光熱費が年間で10万円を切る性能の家であればいいんじゃないかと思うところもありましたが
パリのCOP21での地球温暖化対策(CO2を極力出さない)をはじめ
「エネルギー基本計画」(2014 年4月閣議決定)において、
「住宅については、2020 年までに標準的な新築住宅で、
2030年までに新築住宅の平均でZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の実現を目指す」
とする政策目標が設定されています。
国の政策がその方向であれば
その選択肢(セロエネ住宅にするかしないか)はお客様にあるわけで
紙太材木店でもその用意をしておく必要があります。
断熱、換気、気密、冷暖房システム、給湯など
技術的には何の問題もありませんので
いつでもご相談ください。
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