社長ブログケヤキの木の下で
2025年7月28日
堅い床材足裏の疲労
- おはようございます、紙太材木店の田原です。
週末は中恵土の家の見学会でした。
お越しいただいた皆様には、この場を借りて - 御礼を申し上げます。
写真は家の中から見た庭です。
私が撮ると庭にピントが合ってなくて、
なんだかぼんやりな庭・・・
竣工写真は後日、HPに掲載しますのでご期待ください。
- さて、今回の見学会では二日間にわたって
ご案内をしたのですが、
気づいたことの一つが足が疲れたこと。
お越しになる皆さんにはスリッパを履いてもらうのですが、
私は足裏の感触を確かめるのもあって
二日間とも靴下でご案内をしました。
この住まいは
1階はオークの無垢のフローリング
2階は桧です。
紙太材木店では通常1階のフローリングに、
無垢のカバのフローリングを使用します。
床材の堅さで言うと
杉が一番柔らかく、
順に
桧
カバ
オークでしょうか。
オークは広葉樹で木の材質としては
堅い部類に入ります。
- 足裏にスリッパのような緩衝材がなく、
直接堅いオークのフローリングの上を
歩いたり、立ったままでいる状態が長く続きました。
足の疲れが単に年齢によるものか
運動不足によるものか分かりませんが、
カバのフローリングの時には
感じない足裏の疲れです。
オークのフローリングは値段は少し高めですが
見た目もいいですし、
キズも付きにくい性質があります。
紙太材木店の事務所の床も
無垢のオークのフローリングですが、
靴を履いてますから
疲れを感じたことは一度もありません。
欧米のように家の中でも
靴のまま過ごす文化では、
無垢のオークのフローリングは
耐久性もありキズも付きにくいので理に関っていて、
足も疲れないのかもしれません。
家の中では靴を脱ぐ日本の文化に、
オークのような広葉樹の
堅いフローリングが合っているかどうか。
スリッパを履けば問題ないかもしれませんが、
日本でそもそも家の中で
スリッパを履いて生活している家庭が
どれだけの割合でいるのでしょうか。
普段の生活の中で、今回の私のように
家の中で二日間立ったままと言うことは
あまりないかもしれません。
気づかない足裏の疲労は
溜まっているのかもしれません。
- 無垢のオークのような
- 堅いフローリングを選択する場合、
住まい手に対して
家の中でスリッパを履く習慣があるか
ペットを飼うかなど
事前ヒアリングは必須と考えます。
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