社長ブログケヤキの木の下で
2020年3月23日
ついにお隣可児市まで…
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝も快晴で気持ちのいい朝です。
と言っても、4度ちょっとですから、
薪ストーブにはまだ働いてもらわなければなりません。
薪ストーブのいいところは
輻射と対流で室内を温めながら
同時に換気が行われているというところです。
(薪を焚くと煙突から煙やガスが排気されますから、その分新鮮な空気が家の中に入ってきます。つまり換気されてることになります。)
排気ガスを室内に放出する開放型の灯油のファンヒーターより、
ずっと健康的な暖房器具です。
さて、コロナ
中国は大変だ、ヨーロッパも特にイタリアは凄いことになってると
対岸の火事のように感じてる方も多いかもしれません。
実際ニュースでは週末の鎌倉の人出が大賑わいとか、
K-Iが開催されて6000人以上集まっただのが報じられています。
しかし岐阜県では患者が週末まで3人でしたが、
昨日はついにお隣の可児市と各務原市で感染が確認されました。
ひたひたと身近に迫っている感が出てきました。
可児市の病院に母が入院しているので時々面会に行きます。
マスク着用はもちろんですが、同居家族以外面会は禁止。
受付の前に警備員がいて面会者の手のアルコール消毒を確認、
その後面会票に名前と続き柄を記入、
それを確認してから面会者専用のシールを胸に張るよう指示され、
ようやく中に入れます。
エレベーターの前でもアルコール消毒器、
部屋の前でもアルコール消毒器とかなり徹底されています。
これらの病院での対策を見てみると、
基本はマスクと手洗いだということが分かります。
(実際それ以外無いのかもしれませんが)
アルコール消毒薬はほとんど入手できない状態ですから、
マスクと石鹸の手洗いが基本と言うことになります。
子供の頃のように帰ったら手洗い、
これなら家でもできそうです。
健康に暮らせる家、
あるいは健康住宅なるものがあるとすれば、
その基本は帰宅したら手洗いということがお解りいただけると思います。
決して○○工法だからとかいうものではなさそうということになります。
住まいの温熱環境や健康性への影響を考える設計者や工務店の多くが
読む本の一つに、
ナイチンゲールの看護覚え書という本があります。
その中で換気と暖房についても触れられていて、
第一の原則として
空気を暖かく清潔に保つこと、とあります。
1859年に出版されてますから今から160年前です。
今でもこれは原則ですが、
加えてイニシャルコストやランニングコストを低くとか、
メンテナンスコストやその手間を極力少なくとか、
水蒸気を…、とか入ってくるのが現代の住宅。
手洗いは住まい手の責任ですが、
空気を暖かく清潔に保つ(夏はその逆)はその多くが実務者の責任。
まだまだやらないかん事、考えないかん事が山積の今日この頃です。
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