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社長ブログケヤキの木の下で

2014年1月29日

健康寿命と室温

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
健康寿命
皆さんご存知でしょうか
WHOの定義では
「日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる生存期間のこと」
日本の厚生労働省の定義では
「健康上の理由で日常生活が制限されることなく生活できる期間のこと」
平均寿命については男女とも世界でもトップクラス
男性79.55歳、女性86.3歳(平成22年)
でも上の定義の健康寿命はどうかというと
健康寿命.jpg
男性は70.42歳、女性は73.62歳
65歳まで働いて、
旅行に行ったり、ゴルフをしたりという時間が5年と少し
生きていても残りの10年は
日常生活が制限されることに・・・
あるいは介護が必要
今朝、起きた時の部屋の温度は何度くらいでしょうか
美濃地方でも寒い家だと3度~10度
あるいはもっと寒い家もあるはず。
8%消費税をクリアしようとして建てた
次世代省エネ程度の家でも
恐らく13度程度(外気が0度)
健康に暮らしていくためには
冬の室温はどれくらいなければならないのかの
ひとつの回答があります。
イギリスの保健省が出している指針で
18度が許容温度
21度が推奨温度
経団連 健康住宅5.jpg
IBEC資料
布団の中が暖かいからOKではありません、
もちろん寝てる時の室温を言ってます。
65歳で断熱改修では遅いんですね。
最初に建てるときに家の断熱性能を数値で知る必要があります。
もちろん換気性能、気密性能も関わっています。
子供たちの世話にならず
自分達で建てた家で生涯、健康に暮らしていくためには
今の省エネ基準では足りません。
今の省エネ基準は最低基準もクリアしていないと考えるべきでしょう。

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