社長ブログケヤキの木の下で
2016年1月27日
寝室の温度が低いと血圧が上がる
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
風邪がなかなか治りません、
夕食後早めに休んでいるので
朝はなんとか復調してるのですが
昼間は寒風吹きすさぶ?現場におりますので
夕方には悪寒がしてくるという状態
気力と体力でねじ伏せるつもりですが
どうなることやら。
さて、前回も紹介した日経ホームビルダー
業界向けの雑誌で一般の方が目にすることはあまり無い思われますが
知っておくとよい記事がありましたので
ご紹介(ネタ不足かも)
慶応大学の伊香賀教授
住宅の温熱環境や住まいの環境が健康に及ぼす影響を調べている方で
住宅性能と健康性の関係に興味のある工務店で知らない人は恐らくいません。
調査は断熱性の高い住宅と低い住宅に住む各100世帯で
冬の2週間、起床後と就寝前の血圧と室温を
居間と寝室で測定したもの。
結果は
就寝中の寝室の気温が低いと起床時の血圧は高くなり
同様に居間の室温が高くても寝室との温度差が大きいとやはり血圧は高くなる。
というもの。
記事ではその各部屋の室温と血圧の相関関係のグラフがあって
わかり易く説明されています。
考えてみれば寒ければ血圧は上がるわけで
たとえ就寝中で布団の中は暖かくても
吸ってる空気は冷たければやはり血圧は上がるということでしょう。
実は国交省が住宅の性能と健康性の関係について
大規模な調査を行ってます。
断熱改修する前と後で健康調査を実施し
その関係性を証明するためです。
寒いほうが体が鍛えられて健康にはよいという話をする方が
世の中には大勢いますから
(物事が証明されるまでは信じないという人逹
ニコチンと肺がんの因果関係が証明されるまではタバコは吸い続ける
アスベストと肺気腫の関係も同様)
疫学的な調査がどうしても必要となってる次第です。
話が横道に逸れましたが
結論は、健康性維持のためには就寝中の寝室の温度管理が大切
エアコンを6時間入れたままにしても
2.2KWのエアコンなら恐らく50円ほど
ひと月でも1500円
風邪薬や高血圧の薬より安いと思います。
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