社長ブログケヤキの木の下で
2017年9月15日
脱衣室やお風呂の寒さ対策は?
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
壁に珪藻土を塗っているところ
昨日がかぶれのピークだったようで
今朝は随分かゆみが治まりました。
と言ってもまだ体のいたるところで症状がでていて
それなりに痒い状態です。
さて、これから新しい家を建てる方で
全室冷暖房を考えている人は何割ぐらいいるでしょう。
多くの方は従来の冷暖房方式
つまり人がいる時、いる部屋だけの冷暖房ではないでしょうか。
エアコンで冷暖房するとして
寝室、子供室x2、リビング、ダイニングの合計6か所
個室は6畳用、あるいは8畳用
LDKは一体になっているケースが多いので
ここは大きめの18畳用あるいは20畳用の設置が考えられます。
この暖房方式のことを部分間欠暖房と言います。
(冷房でも同じです)
全室冷暖房というと
頭から検討を除外される方もいます。
そんなのは電気代がかかりすぎる
廊下や使って無い部屋まで暖めたり、
涼しくしたりするのは資源の浪費であるという考えです。
これはこれで一理あるのですが
全室冷暖房しても
人がいる部屋、いる時間だけ冷暖房するより
電気代が安かったら?
資源の浪費ではありませんし
より健康に快適に暮らすことができます。
部分間欠暖房の場合
留意したいのはお風呂、脱衣室、トイレの暖房をどうするか?
多くの場合、その場所の寒さには気づかないふりをするか
住まい手が脱衣室やトイレに電気ストーブやオイルヒーターを設置します。
部分間歇暖房方式を取ると
お風呂、トイレ、脱衣室の寒さ対策は自動的に住まい手に委ねられますが、
これに対し、全室冷暖房ということになるとその対策は設計者になりますから
設計者が脳みそに汗をかきながら、コストを考慮しながら考えてくれます。
そっちのほうが楽ちんですね、
全室暖房して部分間歇暖房方式より電気代を低く抑える
それがQ-1住宅です。
低く抑えるってどれくらいかというと
従来の部分間歇暖房方式の1/2~1/4、
最低でも半分にするというのがQ1住宅で
レベルによっては25%まで削減することができます。
もちろん、お風呂や脱衣室、トイレも暖かくしてです。
暦の上では既に秋ですし
今朝は17度で既に肌寒い朝です。
新しい家を建ててもお風呂や脱衣室が前の家と同じ寒さでは何の進歩もありません。
デザインや間取りも大切ですが住宅の性能はそれらに先行します。
限られた予算をどこに振り向けるか思案する必要があります。
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