社長ブログケヤキの木の下で
2023年8月30日
予習
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝は25度、85%の美濃地方
日中は34度の予報が出ています。
通常、週末は新規の方の来社と
進行中の方の打合せとなります。
新規の方の場合、気になるのは
どの程度、
どんな勉強されているか?
特に性能的な分野に関しては
You Tubeやメルマガ、ブログなどで
様々な主張や意見が出ていますから、
家づくりを検討される方の多くが
それらを見たりしています。
一昔前に比べれば
一般の方が家づくりに関しての
収集できる情報は、
質や量、さらに時間的な要素も加味すれば
100倍以上ではないかと感じます。
以前の家づくりの情報収集と言えば
書店で販売される住宅雑誌か
見学会のチラシ程度。
スマホやネットは普及前ですから
隔世の感があります。
さて、そうなると
情報は溢れかえっていますが
玉石混淆…
質の良い情報を取捨選択できる方もいれば、
茶畑の中に入り込んでしまわれる方も
出てくることになります。
迷われるだけならまだしも、
まだまだ存在する
科学的な根拠やエビデンスの無い
家づくりに嵌まってしまわれる方も
それなりにおられます。
実は、毎回
今度の人はどれだけ勉強されているかと
楽しみにしています。
一般的に
HMや工務店に新築の相談に行かれると、
その会社の住宅の他社のそれとは異なる
差別化された内容の話しや
優れたアピールポイントの話しなどが出ます。
ある意味、それはHMや工務店が
言いたいことであって、
住まい手が聞きたい事と同じとは限りません。
むしろ、どちらかと言えば
いい部分を強調して、
自社に誘導していきたい思惑が見え隠れします。
百戦錬磨のやり手営業マンなら
その会社がどんな家を建てていても
相当程度の人がそちらに流れることに…
その道を歩かないために
自分自身で勉強する。
勉強すると疑問点が出てくるわけで、
HMや工務店を訪ねる時は
その疑問点を聞くこと。
同時にその疑問点の自分自身の答えを用意し
その答えと
質問に対する答えを照合することが大切です。
質問の内容で
凡そどれくらい勉強されているか分かりますので、
私の場合は
初回でお話しするときは、
何でも聞いてくださいと言うスタンス。
積極的に
うちの会社の家はこんなんで、
工法はアレで、ZEHで
あれもこれもついてます…
HMや工務店をお訪ねになる時は
担当者がどちらのスタンスを取るか?
質問に対し誠実に回答してくれるか
話題を変えて自社アピールにもっていこうとするか?
素敵なキッチンに目を奪われないで
冷静な気持ちでお訪ねください。
冷静になるには
事前の予習勉強が必要です。
小学生や中学生の時に言われたあの予習です。
質問と自分なりの回答も。
*予習はあなたの考える家の予習で
お訪ねになるHMや工務店の家の予習ではありません
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