社長ブログケヤキの木の下で
2011年4月1日
情報過多
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
原発や放射能の問題
TVや新聞、ネットなど
情報を聞けば聞くほど
分からなくなってなってしまいます。
本当の所、発電所はどういう状況で
何をしようとしているのか
それをいつまでにするのか。
現在の進捗状況は?
など、考えたり調べたりしても結局のところ
わかりせん。
最終的には個人の判断ということになりそうです。
そういう中で、
原発の現場の実態を知ると、
いろいろと考えさせられるところがありました。
1つの見方として参考にしてください。
さて、家づくりでも同じような場面に出会います。
いろんな工務店、建築会社、ハウスメーカーを廻ると
廻れば廻るほどいい家ってなにか
自分達が建てたい家てどんなものか
分からなくなってしまいます。
そんな状況で
頼もしい?営業マンに会ってしまうと
もうこの人に全部任せようと思うのは
自然な事です。
でもそれは自分自身で考える事を
放棄したことに他なりません。
一生に一度の買い物で
何千万も借金をして
営業マンと家の性能は何の関係もありませんが、
人柄で決める人は随分います。
自分なりの基準を持たずに
工務店めぐりをすれば
まさに今の原発情報に接している私達と同じで、
結局、政府発表をそのまま信じることになります。
今回の件は
原発に対しても
私達ひとり一人が
今後明確な意見を持つ事を求められます。
同じように家づくりにおいても
どんな家に住みたいかの
明確な考えが必要です。
自分なりの基準を持って住宅を見ること。
現代の住宅においては
断熱、気密、換気、それに冷暖房システム
この4つが住宅に求められる基本性能です。
ともすれば、一般の方は
断熱や暖かさと言った事だけに
目が行きがちですが、
気密や換気、冷暖房システムも
断熱や暖かさと同じ
あるいはそれ以上に大切です。
特に換気は
身近に換気扇があることから
そんなの当たり前と考えがちですが
一般の方が思っている以上に大切な機能で
日本の壁付けの24時間換気扇程度では
ほとんどその機能を発揮していません。
それに気密は
あまり聞きなれない言葉ですが
気密がきちんとしなければ
換気は十分出来ません。
換気や気密、断熱は
健康に直結しますから
全てセットで考える必要があります。
どれか一つだけ、
断熱にだけに注意を払っても
住宅の基本的な性能は確保できません。
うさぎ小屋
発展途上国の家と
欧米から揶揄されるばかりです。
私は建築は専門ですから家に付いては
いろいろ考えがありますが、
原子力は全くの素人
まして、今の危機に対しての判断は全く出来ません。
ただしスタンスは
将来的に原発は廃止、
代替エネルギーと順次交換というものです。
それでは
皆さん、また明日。
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