社長ブログケヤキの木の下で
2021年3月12日
ホテルライクなカウンター・・・
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日の朝は1度に満たず寒い朝でしたが今朝は6度ほど。
暖かくなってくるのはいいのですが
花粉には難儀してます。
スギは峠を越えたようですがこれから桧。
5月の連休頃まではティッシュが手放せません。
上の写真
昨日、事務所の打合せコーナーに置いてあったもの。
左は建材店の営業が持ってきたもので、
「お値打ちなホテルライクなカウンター」です。
右は偶々置いてあった玄関の手摺に使うか検討中の杉の古材。
着色はしておらず、経年変化した自然な色合いです。
カウンター材の切り口を拡大すると
内部は段ボールでできたハニカム構造。
カタチを作っている下地も
紙を圧縮成形したもの。
表面の仕上げ材はオレフィン紙に木目を印刷したもの。
完成見学会などで既に取り付けてあれば、
違和感は何もありません。
営業担当者曰く
「ご主人の書斎の机やお子さんの勉強コーナー
パソコンデスク、
家事カウンターでも大丈夫です!
ただ、水回りでは使えません」
コップ置いたら?
受けのお皿があれば大丈夫です。
子供が乗っかったら?
それはちょっと…
20年経ったら?
う~ん、丁寧に使っていただけたら…
でも、ホテルライクでお値打ちで、今人気な商品です。
来るところが違ってるよと
お帰り頂いたとのことでした。
どんな家づくりをするかは
工務店であれば社長の考え次第。
今だけ、金だけ、自分だけで行くのか
ドラッカーの言うところの
知りながら害をなすな、というプロの倫理でいくのか
もちろん、何も知らず、何も考えず、
「こりゃ、ええやっちゃー」と本気で信じる者もいる
両者ともそれなら
それはそれでええのかもしれんけど…
安いのは安いなりの理由があるわけで、
住宅に安さや生産性だけを求めれば
それなりのものを使うことになるのは自然な流れである。
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