社長ブログケヤキの木の下で
2022年9月21日
28年後
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝は20度を下回っています。
気温は18.3度、湿度は78% 涼しく、気持ちのいい朝です。
来週は新住協の全国総会が仙台で開催されます。
残念ながら今年もZOOM開催ですが、
事前の理事会はリアルの開催ですから現地入りになります。
総会自体は午後開催ですが理事会は午前中。
仙台まで朝一の新幹線でも時間には間に合わず、前泊の予定です。
ZOOMの総会後は鎌田代表の基調講演。
そして、今年は九州のエコワークスの小山社長の講演。
最後に久保田理事の新住協が監修した仙台の住宅の夏の温熱環境の報告。
エコワークスの小山社長、YouTubeでも発信されていますから
ご存じの方も多いと思いますが、力を入れておられるのが温暖化対策。
建てられる住宅は100%ZEH仕様だったと思います。
住宅における太陽光パネルの必然性など、
住まい手の方にもわかりやすく解説されていますが
家を設計、施工する側である新住協の会員が理解していなければ、
2050年のゼロカーボン社会も絵にかいた餅…
2050年はわずか28年後。
30歳で家を建てると、60歳前には2050年になってしまいます。
それくらい近い近未来に、
社会全体が変わっていることになります。
今から28年前と言うと1994年です。
鎌田先生が新在来木造構法普及協議会(新在協)を立ち上げたのが1989年。新住協に改名したのが1995年で今から27年前です。
当時、住宅の温熱環境(性能)を今のように意識した家づくりを
していた工務店やHMはほぼいませんでしたが、
翌年の会員数は269社。
わずか269社ですが、暖かい家づくりの必要性を理解している会社です。
改名した95年には660社に増えていますが、
残念なことに一般の住まい手には暖かい家の必要性がなかなか浸透しませんでした。
時は流れ、ここ数年の住宅の性能の変化は(耐震、断熱、換気、耐久性etc)
これから住まいを建てる方にとっては当たり前のことです。
28年と言う時間は多くのものを変えますが、
28年前は今現在の住まいがこのように変化しているとは誰も想像もできませんでした。
ラッキーなことに2022年の新築検討者は、
28年後の2050年にはゼロカーボン社会になるとはっきりわかっています。
どんな住まいがこれからの社会に
あなたのお子さんたちの時代に必要とされるか、
28年後を想像する必要があります。
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