社長ブログケヤキの木の下で
2022年11月16日
これが問題
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
快晴ですが毎朝10度を下回っています。
日中はそれなりに暖かいので暖房することはありませんが、
朝晩は暖房が欲しくなる気温です。
事務所も夜に暖房していれば朝は暖かいですが、
夜、それほど寒くないと油断して暖房しませんから、
朝には建物が冷えて暖房が欲しくなります。
ただ、建物が冷えているので
薪ストーブに火を入れても、
そんなにすぐには暖かくなってくれません。
これからの時期、自分だけでなく
建物も暖かくしてあげると、両方暖かくなります。
暖房や断熱は家を温めるためのもの。
結果的に自分も暖かくなる、ということになります。
新建ハウジングの最新号に
松尾和也さんがエコハウス設計メソッドを、月に一回連載しています。
今月は断熱性とトータルコストの関係。
簡単に言うと
住まいの建設費と燃費の合計を断熱性の違いで表したもので、
50年先までのトータルのコストを比較しています。
別の言葉で言えば住まいの初期投資とランニングコスト。
断熱性はH28基準のほか、G1からG3までの4つの比較。
いくつかグラフがありますが、
電気代が40円/kWhで
年率2%上昇のグラフでは
28年後にG3が最安値になります。
スタートラインである建設費がいくらかで変わりますが、
ランニングコストの勾配は性能に比例して同じです。
でもG3が28年で最安になるのは驚きですね。
感覚的には40年くらいと思ってましたが、
当てにならないものだと再確認した次第。
このH28年、G1~G3比較のグラフを作ってみると、
新築の生涯コストが性能によって比較できますから、
新築検討者にはいい資料になります。
G3となると今の仕様に少し手を加えれば可能ですから、
選択肢の一つとして
住まい手の方に提案できますが、
課題は初期投資である建設費。
これをいかに小さくするか?
これが問題・・・
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