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社長ブログケヤキの木の下で

2019年9月11日

障子の桝のサイズは?

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​​鵜沼山崎町の家​​
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
名古屋の今朝の気温は27.9度で湿度は80%とか
9月も中旬になろうとしているのにこの暑さと湿度
湿り空気線図を見ると
この空気は24度で結露します。

土間がモルタル仕上げだと
上の写真のように、
床の壁際のような空気の動きがあまりないところでは
結露することになります。
モルタルなので湿っていることが一目で分かりますが
タイルだと同じように結露していても気づくことはほとんどないでしょう。
もちろん、一般の家庭でも玄関だけでなく
シロアリ屋さんに進められて床下に換気扇を設置しているところでは
暖かく、湿度の高い空気を強制的に床下に送り込んでいるのですから
条件が整えば床下で結露していることになります。
さて、
上の障子の写真
一般的には荒組障子と呼ばれています。
最近は吉村障子が流行りで
猫も杓子もと言う感じがしないでもありませんが
ケースバイケースでしょう。
その部屋や障子の大きさ
室内のインテリアやデザインの傾向
住まい手の持つ雰囲気などを考える必要があります。
上の写真では1本の障子が横に5桝、縦に8桝ありますが
3本で一組の障子になっていて
天井までの高さになっています。
横4桝にすれば一つの桝はもう少し横長になって
雰囲気も少し違ったものになりますが
でも5桝です。縦も7桝や9桝ではなく8桝
住まい手は引退した建具屋さんで
どんなサイズにするか、あれやこれやと打合せをしたことが思い出されます。
現地に来ていただくと桝のサイズがこのようになった理由が分かりますから
見学会にお越しの方はお愉しみに。
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