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社長ブログケヤキの木の下で

2019年7月10日

家を分析するということ

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​吹抜けは家の中の温度差をつくらないために。​​
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今日もなんとか雨は降らなさそうで助かりますが、
残念ながら明日、明後日と雨模様。
川辺の家Dの建前は連休明けに延期としましたが、
延期したから晴れるとは限らないところが頭の痛いところです。
さて、前回のお話で
住宅会社を選ぶのには論理的な思考が大切とお話ししました。
論理的な思考をするには分析が必要で、
住宅会社を分析するということは
イコール実際に建てている家を分析するということになります。
住宅会社のHPには様々なことが書かれています、
健康住宅とか暖かい家、地震に強い家etc
それで確認するため、オープンハウスに行くのですが、
そこで目が行くのは、室内のインテリアやキッチンといった
ビジュアルに確認できるものが主になります。
人は目から入ってくる情報に大きく影響されますが
見えない空気の流れや熱、
つまり断熱や換気、気密といったものは
オープンハウスに行っても
確認のしようがありません。
そもそも目に見えないので
それらの性能は記憶に残りにくいですし、

帰りの車の中での会話はデザインやインテリア、間取りといった
ビジュアル系の話になってしまいます。
カメラやパソコン、車などを購入するとき、
仕様や機能、燃費などを検討されると思いますが、
住宅もそういった性能の仕様を確認する必要があります。
どの程度の断熱性があるか、
換気はどのような仕組みのものなのか、
気密性能はどの程度か、
その結果、
その家に住んだ時の年間の冷暖房、光熱費はどのくらいになるのか?

オープンハウスに行くときは、
単にビジュアルなデザインやインテリアを見るだけでなく、
きちんとそれらの性能を確認する必要があります。
Ua値やQ値は直接お尋ねになればいいですし、
年間の冷暖房光熱費もきちんとした工務店なら必ず答えてくれます。
こういったことが、その家や工務店を分析する第一歩になります。
デザインやインテリアだけで判断するには
リスクが大きい時代になりました。​​

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