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社長ブログケヤキの木の下で

2014年7月21日

漆喰塗りが完了

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
三連休最終日
高校時代の悪友たちは
北海道でゴルフ三昧
北海道に一人単身赴任しているやつが無聊をかこってるから云云ということで・・・
目的はゴルフと美味しい食べ物
行けなかった者のひがみを言うと
健康診断では要検査がいっぱいあるんだから
ほどほどにしろよな。
さて、
どうやら梅雨も明けたような気配が感じられる天気予報ですが
現場では漆喰塗もほぼ完了しました。
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最近の一般的な住宅では外壁はサイディングが主流
ガルバリウム鋼板の外壁も増えています。
いろんな外壁がありますが
それぞれ一長一短があり
予算やデザイン、メンテナンスを考慮して選ばれています。
漆喰を塗るときに注意しなければならないのはクラック
昔の家は真壁造りでしたから
柱が3尺毎に立っていてそこで縁が切れます。
上棟をして荒壁を塗って数ヶ月もほかって置かれますから
そのあいだに木材も荒壁も乾燥しますし
屋根瓦の荷重も建物を圧縮しますから
建物自体の変形がなくなります。
でも、今はそんなに何ヶ月の放って置くわけには行きませんから
建物が変形しきる前に塗り物をするわけで
モルタル塗の場合は
先ず最初にクラックの入りにくい軽量モルタルが世に出て
そのあとモルタルに吹き付ける塗料に伸縮性のあるものが開発され
というように対処療法で対応してきました。
漆喰は残念ながら伸縮性のあるものなどありません、
せいぜいスサを入れたりという対応程度
ですから漆喰を塗るときは
表面にクラックが入らないように建築工事側で何かを考えなければなりません。
でないと
きれいな漆喰の表面にヒビが入ることになります。
さて、もう一つは
金輪継ぎ
2014-07-11 004.JPG
事前に型紙を作っておかないとうまくいきません
2014-07-11-1 (4).JPG
そこそこの経験のある大工さんなら
やったことがなくてもできます。
シロアリで被害を受けた柱の根元補修など
昔からある技法ですから
工務店の皆さんは技術の伝承のためにも機会があればしてみてください。
2014-07-19-2 005.JPG

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