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社長ブログケヤキの木の下で

2014年7月18日

200ミリ断熱が標準という会社も既にある北関東

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
二日ほど北関東、群馬に出張
新住協の研修で
29人乗りマイクロバスで行ってきました。
運転手はなんと
本年度から代表理事になった金子社長
恐れ多くて寝てられません。
今回の研修内容は
200ミリ断熱
新住協、北関東の雄 (株)アライさんの現場をお借りしての研修でした。
工事中の断熱改修の現場と新築現場
既に何棟もの200ミリ断熱の経験があり
あたり前のように高い性能の住宅をアライさんは作られています。
初日の講習では
他の会員による事例発表があり
驚いたことに標準仕様で200ミリ断熱という会社もありました。
関東は中部地方よりアンテナを高く張ってますから
いろんなものの先が見えるようです。
一般の方は
壁の断熱材の厚さが200mmと言われてもピンと来ないかもしれません。
壁の断熱材の厚さが20cmということは
その外と内側にはPBやサイディング
通気層も必要ですから
実際の壁の厚さとしては28.5cm、
約30cm!!
なんというか
よそ事、ひと事のように聞こえるかもしれませんね。
そんな家は日本じゃいらない、北欧かロシアの家
日本の家は
風通しがよくて
夏、涼しい家が本来の家
まだまだ、そう思ってる方も多くいます。
でも、なにもせずに夏涼しい家というのは幻想
つまり、通風だけで熱帯夜を乗り切るのは
よほど条件の良い立地でなければ不可能と思ったほうがいいようです
もちろん設計上の対策もとりますが
基本は設備機器
それを使うのが現実的対応となります。
さてその壁の厚さが30cmの家
恐らく10年後ぐらいには
日本でも標準的な家になってるはず。
なぜなら
住宅の断熱、省エネ性能の変遷
世界の住宅の動向
世界各国の住宅で消費されるエネルギーへ国としての対策
などなど
各国の取り組みを見渡せば
国の政策がどのように動いていくか
自ずとわかる状況です。
でも
日本の国内だけ見ているとそれがわかりにくい
新築住宅をお考えの方は
世界に目を向けてみてください。
びっくりすることが
数多くあるはずです。
日本の住宅政策もゆっくりですが変化しています
目指す方向は同じと考えて間違いありません。
お昼のお蕎麦、
群馬では一人分が大量でした(^_^)
2014-07-16 061.JPG
ところで断熱改修
アライさんからとってもいい方法を教えていただきました。
住みながらできるいい方法で画期的というか
なぜ気づかなかったのか不思議なくらい、
住んだままできますし
何よりも圧倒的な断熱性とコストパフォーマンスです。

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