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社長ブログケヤキの木の下で

2014年5月7日

シャビーシックなパウダールームで・・・

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝は5度ちょっと
また寒くなってしまいましたが
同じ岐阜県でも高山の1度よりは暖かい。
昨日は現場打合せ
天井の気密シート張りの確認
2014-05-06 003.JPG
屋根を支える束が何本も立ってるので
施工は難儀
古い家の場合隙間が多くありますから
できるだけ無くしておきます。
せっかくの温めたのに空気が抜けてしまっては元も子もありません。
暖かい空気が抜けた分、
冷たい外気が隙間から入ってきますから
更に寒くなるという悪循環を
どこかでこれを断ち切る必要があります。
一番簡単なのは隙間を作らないこと
新築でもリフォームでも同じことです。
さて、
その帰り道
昨年お引渡しをした可児市のI邸奥様からご相談電話
大理石の床をサンポールで洗ったら
染みのようになってしまって・・・
シャビーシックなパウダールームで
床は薄いピンク系の大理石で仕上げてある。
2013 9 16 (46).JPG
LDKもインテリアは英国調で
センスの良さを感じさせる雰囲気
写真を失念したのは残念!
御影石やタイルならサンポールでも問題無い
玄関タイルなどお引渡しの前に
薄めた塩酸で洗うこともある。
でも、
実は大理石は意外に柔らかく
酸にも弱い
同じ石でもいろいろあります。
こんな状況
2014-05-06 009.JPG
表面が酸の影響でざらついたようになっている
大理石専門のクリーニング屋さんや補修屋さんもいるけど
頼めば数万円は飛んでしまう
この程度ならご自分で直せそうと判断
治し方は簡単でサンドペーパー800番手ぐらいから2000番まで
順次磨いていくだけ。
ご主人はとても器用な方なので
恐らくそれでOK
その後、話はこの冬とても暖かく過ごせたことに。
実はこの家、
昨年断熱改修をした家で
Q値計算して、辻先生に結露の相談なんぞもしながら
仕上げた家でかなり自信はあったのだが
ここまで暖かくなるなんて実は思ってなかったというお言葉
もともとこの家は2×4の家
一般には2×4は暖かく気密もいいと思われてますが
はっきり言えばそれは幻想
古い在来木造に比べればという枕言葉が必要で
断熱改修すればかなりの数値を出すことが出来る。
この数値というのは
ひと冬の灯油の消費量であったり
暖房に使う電気代であったり
すべて計算ででてきます。
ただ、数値では理解しても
体感してみなければわからないもの
特に日本人は今まで冬に暖かい家に住んだことが無いので
ピンと来ないのが実情で
いまのところ断熱改修まで踏み切る方はそれほど多くない。
はなから改修してもそんなに暖かくならないと思い込んでるから
家に太陽光パネルを載せるくらいなら
断熱改修が先なんだけどと思うのは
まだ少数のようです。

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