社長ブログケヤキの木の下で
2023年11月8日
なぜ囲う
- おはようございます、
紙太材木店の田原です。今日明日と関西へ出張です。
現場や工場の見学をしてきます。最近はZOOmがあるので、
工務店経営に関わる技術的なことや
営業的な事柄の勉強の多くは
ネットでも可能です。
しかし、やはり現地に行って
自分の目で見る
あるいは当事者の方と会って直接話をすることの方が
何倍も得られるものがあります。と言うわけでそのことを知っている
工務店経営者は、実際かなりの頻度で
出かけることになります。
なんだか言い訳のようですが
来週は東京、再来週は再度大阪です。
来週の東京は
かなりの数の工務店経営者が来るはずです。
飲み屋街でバッタリの可能性も、
高いと思われます。
- さて、パナソニックから
フロントオープンタイプで
600幅の食洗器が出ました。 - 600幅はリンナイでもありますが、
スライドオープンタイプ。 - 450幅では物足りない方や
フロントオープン推しの方は、
ミーレやボッシュ、ガゲナウ、AEGに流れていました。
値段も各社それなりの価格設定です。
本国で売ってる値段に比べ、
なんだかなぁという価格… - そこに今回パナソニックの食洗器は
多くの工務店や設計者が
待ちわびていた製品。 - 住まい手にとっても
選択肢が広がるわけで、
ようやくパナソニックが出してくれた…
- 確かに、出してくれた。
- ところがパナソニック、
この食洗器は個別販売はしません、
パナソニックのキッチンに付属して販売
つまり
パナのキッチンと抱き合わせでなければ
売らないよ、と
- 海外製の食洗器を選ばれる方は
大きさや型のタイプだけでなく、
相当程度、機能や仕様、消費電力や水量
更にはその設計思想
メンテナンス等を調べられて、
そのうえで価格が国産の製品に比べて
高いにもかかわらず
納得して選ばれています。 - ほとんどの場合ご主人の出る幕は無く、
奥様が海外製4社と国産を調べられて
決められるケースが大半です。
感覚的には、その選ばれた食洗器に対する
覚悟のようなものさえ感じます。
それだけに、皆さん真剣に考えられている
ことが分かります。
今回のパナソニックの食洗器とその抱き合わせ販売戦略。 - 聡明な日本の女性の皆さんに
受け入れられるかというと、
私の感覚では
ちょっと難しいんじゃないでしょうか。
従来、海外製の食洗器を選んできた人達が、
安易に乗り換えるかどうか。
- 私のところに来ている案内には
このビルトイン食洗器
フロントオープンタイプ搭載の
キッチンを採用された方には、
メーカー希望小売価格で
最大23万円の浄水機能付き水栓を
1つプレゼントとあります。 - 戦略もそうですが、そういう考え自体が…
とは言いながら
国産品、何とか頑張ってもらいたいものです。
- 10月に名古屋のミッドランドスクエア隣にオープンした
ミーレのショールーム
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