社長ブログケヤキの木の下で
2012年9月28日
鎌田先生 気になる人に会う
こんばんは
紙太材木店の田原です。
昨日は新住協、岐阜支部の研修会
代表理事の鎌田先生を呼んでの研修でした。
といっても
ほとんどの方はご存知ありませんね。
新住協と言っても
住宅の性能に興味のない工務店は知りませんし
まして鎌田先生?
Who?と言ったところでしょうか。
住宅の必要暖房エネルギーは
その家の性能によって決まりますから
実は計算できます。
暖かい家かどうかは
計算で分かってしまうのです。
いくら誠実そうな営業担当者が暖かい家です!
と強調しても本当かどうかは計算で出てしまう。
暖かい家の定義を
真冬に家中の気温を20度に保つ。
とすると
一冬で何Lの灯油が必要か?
100Lしか必要としない家(85円で8500円)
200L
300L
400L
・・
・・
・・
800L必要な家(85円×800Lで68000円)
こういうことが計算できる、
そんな時代ですが
なぜか時代は
太陽光パネル、蓄電池、スマートハウスetc
住宅本来の性能とは別のところの話しが雑誌や広告を賑わしています。
日本ではこと住宅の限っては
性能が良いからといって売れるわけではありません。
高気密、高断熱、サッシの性能も抜群です、
とても快適に過ごせます。
といっても暖簾に腕押し状態。
反対にヨーロッパでは
性能がよくなければ売れません。
住宅に性能?
この言葉に違和感を感じるのかもしれませんが
性能は大事
性能を気にしない消費者は
低い性能の商品しか選べなくなるという見本がサッシ。
こちらのブログは行列の出来る設計事務所(森みわさん率いるパッシブハウスジャパンの理事にもなっていた)
兵庫の松尾設計室
をご覧になると
ヨーロッパは当たり前として
中国や韓国より低いレベル
国の基準がいかにお粗末か分かると言うもの。
一般の方はご存知ありませんが
家の中の熱エネルギーの30%以上は
窓から逃げていきます。
壁から逃げる熱よりも多いんです!
だからサッシの性能は
壁の断熱材を何にするかより大事。
研修会の話しからずれましたね、
蒸暑地域(北海道、東北を除いた日本全土)
で夏をいかに快適に過ごすか
これがテーマでした。
エネルギーを使わずに夏を快適にというのは幻想
工夫のしどころですね。
それでは
皆さん、次回をお楽しみに。
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