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社長ブログケヤキの木の下で

2012年7月28日

冷房設計

こんにちは
紙太材木店の田原です。
連日の猛暑、
一昨年も猛暑で車載温度計が40度を越えていて
思わず写真を撮りましたが
その年でさえ40度越えは一度きり
今年は既に今日を含めて3日連続で40度を越えてます。
120727_125443.jpg
地球温暖化と言われてますが
先日の新聞ではむしろ寒冷化に向っていく可能性が高いとか
どっちにしても当分この暑さは続きそうですが
昨日の新聞ではイラクでは49度とか
まだましですが
子供のころインドやアフリカでは40度を超える気温と聞いて
想像も出来ませんでしたが
よもや日本で40度ちかい気温を体験できるとは
思いもしませんでした。
さて、この暑さ
住宅では断熱材を強化する事はもちろんですが、
それ以上に窓の日射遮蔽や風通しの工夫
冷房計画が必須です。
現実的にこの暑さでは
エアコン無しの生活は考えられません。
巷間、夏涼しい家、なるものがありますが
アメリカでそんな文句の家を建てたら
訴訟間違いなし。
というわけで
エアコンの設置位置というものがとても大事で
おなじ広さの部屋、同じ能力のエアコンで
設置する場所の違いでエアコンの効きが随分変わります。
どの位置に設置するかは
設計当初より考える必要があります。
ともすれば
壁があるからこの辺り、室外機もここに置けるから
といった安易な考えで取り付け場所を決めると
効きが悪いなぁ という事になりかねません。
また、
エアコンの機能には大きく分けて
冷房と除湿機能がありますが
最近の機器の中には再熱除湿と言って
除湿した後に再度暖める機能のついたものがあります。
この再熱除湿、もう一回暖め直すのですから
もちろん多くの電気を消費することになります。
エアコンを買う時、何畳用という広さだけで購入せず
設計者に相談して下さい。
もちろん冷房計画を考えている設計者なら
そこのところは織り込み済みですから心配要りません。
でも、そんな設計者はあまり多くないかも
天井に断熱材が入りました、
ちょっと休憩中。
120728_133944.jpg
それでは
皆さん、次回をお楽しみに。

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