社長ブログケヤキの木の下で
2014年8月11日
岐阜市で高性能な住宅に着工
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今日は台風一過の晴天か!
と期待していたのですが曇り空
湿度も75%以上あってかなり蒸し暑い朝です。
事務所の前もご覧の有様で
朝一番で掃除です。
さて、岐阜市で高性能な住宅が着工しました。
紙太材木店の標準的な家も
一般的な水準からするとかなりの性能なのですが
今回の家はそれを遥かに上回ります。
暖房用消費エネルギーは全室暖房で次世代省エネ基準の1/8
自然温度差は11度弱
南面のサッシには全窓日射遮蔽が計画されてますから
夏の暑さ対策も万全です。
サッシも国内メーカーの中では最も性能の良いものを使ってますし
C値も毎回実測してますが
平均的に0.36程度は確保できてます。
お値段も大手のHMでお建てになる標準的な家より随分お値打ちになっています。
(ここがとても大事なところ(^_^)
ただ、この高性能な家も
日本の一般的な家に比べれば高性能であって
ドイツをはじめとするEUの一般的な家と比べれば
標準的な家となります。
以前もお話しましたが
新建ハウジングという実務者向けの業界紙のレポートでは
ドイツのハウジングセンターにあるモデルハウスの9割はパッシブハウス基準か
それに近い性能
日本の省エネ基準の変遷を見ると
EUの後追い部分がかなりあります。
2020年には今の省エネ基準が義務化されますが
(義務化とはそれ以下の断熱性能だと確認が下りず、建てることができない)
それは更にその先の一般的にはゼロエネ住宅を目指す第一歩、
国交省では既に全新築住宅のゼロエネに向けての工程表もできていますから
住宅の性能基準は今後上がることはあっても、
下がることも、止まることもありません。
15年後、20年後に今の省エネ基準で建てられた住宅の評価は
耐震基準の変遷を見るまでもなくかなり低くなることが予想されます。
デザインやインテリアも大事ですが
暮らしやすさの基本は性能にあります。
10%に消費税が上がるまで
まだ時間がありますから
じっくり考えても損はありません。
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