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社長ブログケヤキの木の下で

2024年2月21日

13.8℃

 

  • おはようございます、紙太材木店の田原です。
    2月とは思えない暖かさですね。
    昨日伺った本荘町の家
    「20度設定のエアコンでも昼間の温度は25度になっちゃって、
    子供達とみんなで暑い暑いって言ってるんですけど
    どうすればいいですか?」
    「家を冷やしちゃいけないから、
    エアコンは切るなと言われてるし・・・」
    皆さん、窓を開けましょう。
  • さて、今日から北海道。
    前泊組もいますが、私は朝の6時台の名鉄電車に乗り、
  • セントレアからです。

 

  • 現在、打合せ中の住まい
    自然温度差が13.8度
    設計していて、それなりにいい数字になるのは
    分かっていたけど、13.8度は新記録。
    何も暖房していなくても
    13.8度のあるわけですから、
    外気温が7度でも室温は20度を越えます。
    南向きの高層マンションの中階みたいですね。
    上下左右だけでなく
    斜め左右の部屋からも暖められますから、
    一軒家と違ってマンション住まいの方は、
    それなりに
    暖かく過ごされています。
    一軒家はマンションに比べると、
    実は寒いんですね。
    この家はもちろん、
    南向きで立地条件も恵まれています。
    耐震等級も3(許容応力度計算)
    30坪弱の広さの家
    1年間の暖房費は、室温20度設定で3230円
    20度設定ならほぼ無暖房ですね。
    冷房費は1年間、27度設定で17.866円
    暖房費が安いので、
    冷房費の金額が高く感じてしまいます。

 

  • 実はこの計算方法は
    暖房期以外は冷房期間として、
    計算されるようになっています。
    つまり、1年を暖房期と冷房期の二つに分けて
    冷暖房費を計算することが、
    お約束なのです。
    (準拠しなければならない計算式)
    そこのところの問題は、
    新住協の技術資料に
    鎌田先生の解説が出ていますから
    ご興味のある方はご覧ください。
    紙太材木店のここ数年の標準的な断熱仕様です。
    何かいつもと変わった
    断熱材を使っているわけではありません。
    5KW程度の太陽光パネルを設置すれば、
    経済的にはとても楽な住まいとなります。
    現在の金利で
    銀行から100万円借りると、
    返済期間35年で
    毎月3000円ほど
    余分に返済することになります。

 

  • 過去に紙太材木店で建てられた方の
    家のデータから
    生活エネルギー(冷暖房、調理、家電、給湯、照明、換気)は
    立地や間取りなどが上手くいけば、
    全て賄えることが分かってます。
    つまり、生活に必要なエネルギー代はゼロで、
    パネル設置費用も10年程は賄えます。
    (10年の間に電気代が上がることや
    10年を越えると卒フィットで売電金額が下がるので、
    10年を越えるとエネルギー代が必要になると思われます)
    住まい手が考えがちな
    間取り優先のプランでは
    なかなか難しいものがありますが、
    設計者はそこのところも
    ちゃんと考えているはずですから、
    住まいの燃費も意識しながら
    プランを相談してみましょう。
    きっと思いもしないワクワクするような
    楽しいプランが出てくるはずです。

 

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