社長ブログケヤキの木の下で
2020年7月1日
住まいの燃費+ローン返済金額の合計
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
先日開かれたGoogleMeetでの新住協の理事会。
その後事務局の久保田さんから
理事の平野さんからいつもの懇親会が無くて寂しかったと連絡があったということで、追加で懇親会が開催されることに…
もちろん、GoogleMeetでの懇親会なので
それぞれ自宅で飲むわけですが、さてどうなることか楽しみです。
上の写真は先日1年点検で訪れた今渡の家
もう少し前なら庭の芝桜がきれいでしたよということで、
後日咲いていた時の写真を送っていただきました。
芝桜だけでなく住まいの外観も入っている写真と言うところに、
住まい手の方のいろんな想いが入っています。
外壁は杉板とガルバリウム。
南面が杉板、いつもは横貼りですがこの家は縦に貼っています。
深い軒の出で雨水が当たりにくく、
ずいぶんいい塩梅に経年変化していて、更なる変化が楽しみです。
紙太材木店ではバルコニーを普段は設置しないのですが、
奥さまの希望に根負けして設置したものです。
脳みそに汗をいて、この形式ならいいだろうと細部まで検討して設置したものです。
今回点検に行ってこれなら大丈夫と再確認できたのは収穫でした。
奥様からは明るく笑顔で、
全く使っていません、バルコニーに行く事さえありませんと告白していただきました。
さて、この家にはPV(太陽光パネル)で発電しています。
売電分を除いた自家消費分は1年間で65000円ほど。
夜間や雨模様で発電していない時の自家消費分ですから月に5500円弱。
PV(太陽光パネル)を載せていない一般住宅で、
オール電化の家の年間の電気代は月に16000円前後。
比較すると毎月1万円の差がでます。
年間で12万円の差と言うことになります。
金利0.8%、35年返済で毎月8万円の返済計画だと
借りられる金額は2929万円
同じ条件で1万円増やして毎月9万円の返済計画だと
借りられる金額は3295万円
その差は366万円
住宅の燃費とローンの返済金額の合計は同じです。
一方の家は3295万円の家
もう片方は2929万円の家
差額は366万年で毎月家計から出ていくお金(ローン返済+住まいの燃費)は一緒です。
初期コストがかかるという方は、
最近京セラやLixilが宣伝している10年間屋根を貸すという仕組みがあります。
詳しくは各々のHPをご覧になればわかりますが
初期コストがかかりませんから、検討の余地があります。
日本では住まいや住宅を投資という視点から見ることを避けてきましたが、
住宅が余る時代、シビアに評価される時代には、
そんな視点も住まいづくりには大切な要素なのではないでしょうか。
366万円あれば
付加断熱、トリプルサッシ、換気装置が漏れなくついてきます。
もちろん、快適で経済的な暮らしも。
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