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社長ブログケヤキの木の下で

2021年1月25日

結露と霧


おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝は2.5度、湿度95%の美濃地方
日中は晴れて15度近くになると予報が出てまますから
日差しの良く入る家では暖房はいらないくらいでしょう、
昨日までの雨で、かなり濃い霧が出ています。
霧は簡単に言うと空気中を漂う結露。
空気中に含まれている水蒸気が
気温が低下することによって飽和状態になって
水蒸気の状態ではいられなくなって
小さな水の粒になったもの。
気温が上がれば発生しません。
さて、冬の室内でガラスに付く結露。
悩んでいる方も多くいるはずです。
発生する場所も普段いるリビングのサッシだけでなく
使っていない(暖房していない)北側の部屋のサッシにも発生します。
これなど霧と同じで
寒い部屋のサッシだから結露するわけです。
暖かい部屋のサッシも結露しますが、
それは暖かさが足りないとも言えます。
この時期、車を運転すれば暖房します。
吹出し口からは40度くらいの温風が出て
車内を温めてくれますが
フロントガラスやドアの窓が結露することはありません。
2.5度で湿度95%の空気が暖められて40度になると湿度は7~8%
超が付くほどの乾燥空気ですから
暖房しても結露しませんが
外気を入れるのではなく
循環暖房にすると一気にフロントガラスは結露しはじめます。
これは車の中で起こっていることが
家で起こっていることになります。
現在の住まいで起こっている結露の原因の多くは
サッシの性能不足
換気不足
断熱不足
暖房不足
のどれか、あるいは全部
上記が不足していることは従来の家では分からなかったため、
あるいは知らなかったから、
と言うこともできますが
これから家を建てる場合には、知らなかったでは通りません。
今では全て計算することができます。
デザインやインテリアも大切ですが、
住宅の基本的な性能を意識することはもっと大切です。

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