社長ブログケヤキの木の下で
2015年11月2日
レトロなドアノブにはマイナスビスが合う
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
さて、週末の打合せ
今月着工する可児市の家はQ-1住宅
Q値は0.8を切る高性能住宅で
C値も粟野の家の0.24程度までいけばパッシブハウスレベルとなる家です。
この粟野の家を境にそれ以前の家との性能差は歴然としたものがあります。
紙太材木店として初の付加断熱をした家で
それまでQ値が1.7前後だったのが
一挙に1を切るものとなりました。
粟野の家以後は付加断熱、Q値で1を切るのが普通となってますから
船井幸雄の言うところの百匹目の猿現象でしょうか。
不思議な感覚です。
で、その可児市の家
奥様の検討事項は昭和レトロな雰囲気を創りだす居間入口の建具(^_^)
デザインはほぼ決まったのですが
その建具に付けるドアノブは真鍮握りの丸ノブ
ネットで検索するとかなり出てきます。
形はほぼ同じようでも微妙に色合いや質感が異なってとても面白い
とまぁ、、
一般の方はふーん、そうなんだ。
そういうドアノブもあるのね。
確かにレトロ・・・
という程度
しかし、
ここから先は少々マニアックかも(^_^)
このドアノブを取り付けるためのビス
マイナスビスですよね!
プラスのビスでは変ですね。
???
何を隠そう、
私はマイナスビス協会の一員
(誰でも入れますが)
紙太材木店の事務所の開き戸
その横の引き戸
さて、これはマイナスビスが無くて
代わりにプラスビスが取り付けられたもの
上段の二本がプラスビス、下段の二本がマイナスビス
しかも大きさが違ってますから
違和感がありますよね。
下の2本のビスのぴったり感に比べ
上の2本はいかにも代用品
ということで
時代考証はとても大切
もちろん既にお気づきの通り
建具を取り付けるためにはある金物が必要です。
丁番と言って建具と枠を固定するための金具も
レトロな丁番も探すことになります。(^_^)
丁番も探すといろいろありますから
しばらく皆でワイワイ言いながら楽しめそうです。
完成はまだ先ですが
仕上がりにご期待下さい。
本日は明日まで連休打ち合わせが入っていて
その準備都合のためお手軽ブログとさせていただきます、
ご容赦下さい。
m(_ _)m
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