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社長ブログケヤキの木の下で

2017年9月18日

拭き漆の先駆者 Ms建築設計事務所

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨夜の台風、美濃地方では
夜中の12時過ぎから風が強くなりました。
今朝の事務所前の状況はご覧の通り

道路だけでなく、駐車場や土場も同じような状況ですから
早速片付けが始まってます。
工事中の現場も一昨日、昨日と台風養生してますが
確認に出かける必要があります。
さて、拭き漆をしていてかかった漆かぶれ
(本庄中ノ町の家のカウンターで使用)
前回、かゆみのピークが過ぎたと書きましたが
その後も体のあちこちにかぶれの症状が出ています。
両腕、指先から脇の下まで、
両足の内ももと両膝の内側などです。
一番最初に違和感を感じた上唇の上は
既に完治しましたが
漆の化学成分が体の中に入り
順次体中に広がって各地で症状を引き起こしているという感じでしょうか。
最初は顔、次に手首、
手首から肘、指先、肘から脇の下、内もも、両膝の内側
最後に現れた両ひざの内側の症状はようやく昨日のことです。
指先を除くとどこもダニに咬まれたあとのところです。
6月に草刈中に漆にかぶれた時は
触れたと思われる顔面が中心で
その時はそれ以外の場所で発症することはありませんでしたが
今回は全く症状の出方が違いますから
体調も影響していると思われます。

今月のCONFORT No158に
MOKスクールでお世話になっている三澤先生の事務所の漆塗りが紹介されています。
うちの小柳もそこで習ってきたのですが
写真の中で作業をしている中根君や久保さんは半袖!
(くれぐれもマネをしないように)

ワークショップも開催されていますから
やってみたいという方はお申込みを。
上の二名は何度もしていて慣れてますから半袖ですが
初めての方はくれぐれも細心の注意と周到な準備が必要で、
そこのところはワークショップで口を酸っぱく言われます。
それでもかぶれる時はかぶれてしまうのが漆
魅力に取りつかれると、かぶれてもかぶれても拭き漆をするという強者もいるとか。
CONFORTではいろんな種類の木に、様々な色を塗って仕上げた拭き漆の写真や、柱や床板、カウンターに塗った写真も掲載されていますからご覧になると参考になります。

ウレタン塗装に飽き足らない工務店や
感度の高い住まい手にはお勧めの拭き漆
ハードルは高いですが取り入れたいですね。

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