社長ブログケヤキの木の下で
2021年9月27日
雑巾がけ
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
朝日が眩しい美濃地方です。
昨日の雨のおかげで
湿度は99%、気温は18.9度
週後半は台風の影響がありそうで、少し気になります。
朝日が眩しいのは
事務所の東側の高窓から日射が入ってくるからです。
ちょうどパソコンに向かう机に、斜め横から入ってきます。
高窓は全部で6窓
30cmx50cmと小さいのですが
等間隔に6つ並んでいますから
朝の1時間ほどは順番に日差しが机に刺すことになります。
窓の間隔も1m以上開いているので、
カーテンやブラインドは無し…
室内に入ってくるその日差し
光の通り道には無数の浮遊粉塵が確認できます。
事務所には私しかいませんし
昨日から誰もいませんが、
事務所の空気中には見えないだけで無数に漂っていることになります。
粉塵が光を反射しますからよくわかるわけですが、
普通は見えない。
(普通のカメラじゃ写らないのが悩ましいですが)
ここで深呼吸をしろと言われると、
多くの人はちょっと躊躇してしまうでしょう。
浮遊している中には
アレルゲンになるものもあるでしょうし、
カビの胞子も無数にあるはず。
日本のほとんどの家では
家の中の空気より
外の空気の方がきれいです。
人が家の中にいる限り
24時間家の中の空気より
外の空気がきれい。
だから、換気が必要ですし、
それを成立させるための気密が大切。
それがなかった時代は
通風、窓開けは毎日の日課。
加えて雑巾がけも。
今の時代、毎朝雑巾がけするのはお寺の修行僧くらいでしょうか。
一昔前、
お引渡しをした新築住宅。
床の間、仏間付きの和室
大事にし過ぎて閉め切って、
畳一面カビだらけなんてよくある話でした。
換気は機械そのものだけでなく、
換気を成立させるための
建物の設計と施工が大切です。
つまり
機器と設計者と大工さんですが、
それを俯瞰してみる工務店はそれほど多くありませんし、
設計事務所となると更に少ないのが日本の現状です。
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