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社長ブログケヤキの木の下で

2024年9月13日

空気の実測

  • 定期メンテナンス(2年)で訪問 外塀は最近造らせていただきました

 

  • おはようございます、紙太材木店の田原です。

 

  • 昨日は全館空調講座で一緒だった
    N.style建築工房の仲田さんの
    マンションリノベの空調の実測でした。
    鳳建設の森さんやJIN建築工房の小森さんなど、
    何人かで計測しました。
    参加者は
    西紋建匠の西さん
    二ケンハウジングの田中さん
    コウリュウの酒井さん
    西さんは大阪から・・・
    エアコンの空気が各部屋に必要な分だけ
    計画通りに流れているか
    温度や湿度はどうなってるかなど
    面白いのは、空気の流れを目で見ることができるんですね。
    森さんが動画を撮っていましたから
    興味のある方は、乞うご期待です。

 

  • 今年の夏は35度を越える日が何日もありました。
    昨日も名古屋は35度を越えていました。
    家全体の冷房負荷は簡単に計算できますが、
    住まいは個別の部屋に分かれています。
    お風呂の前の脱衣室やトイレ
    南に面した寝室と
    北側にある子供部屋では
    冷房負荷は大きく異なります。
    部屋の大きさや日射の入り具合、
    その部屋で使用している家電製品からも影響を受けます。
    太陽光パネルのパワコンが脱衣室のように
    狭い空間に取り付けられていると、
    パネルが発電している昼間は相当程度の熱を発します。
    変換効率にもよりますが、
    5Kw屋根に載せていれば
    250wなんてことも
    つまり、2畳ほどの脱衣室を
    この暑い夏に250wの電気ストーブで
  • 暖めていることになります。
    もちろん5Kwではなく、8Kw、10Kwなら
    更に発熱しますから暑くなります。
    ただ、逆に考えると冬にはそれだけ脱衣室が
    暖かくなることになります。

 

  • 住まいの性能が高くなるほど
    家全体の冷房負荷
    あるいは暖房負荷と言った大雑把な計算ではなく、
    個別の各部屋の計算が求められます。
    各部屋に必要な冷暖房エネルギーを
    ダクトを使って送るのであれば、
    将来的なダクトの交換や定期的な清掃は必須です。
    それを
    どうやって?
    誰が?
    設計者は住まい手に代わって
    考える必要があります。

 

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