社長ブログケヤキの木の下で
2018年8月31日
住宅用機械換気装置を取り巻く環境はまだ発展途上か
建築の日本展 森美術館
おはようございます
紙太材木店の田原です。
昨日は週末に地鎮祭があるのでその敷地の草刈
以前、下見していたので作業時間は草刈り機を使えば30分か1時間と予想
これなら真昼でもできるだろうし
いい汗かいてビールが美味しくなると
昼一番の1時からスタート
ところが
この夏の暑さに耐えた草は半端なく固い、
背丈も私の身長ぐらいのものも・・・
と言うことで
帰ってこれたのは5時
疲労困憊の半日でした。
さて、先日東京に出張
IBEECの
「住宅用機械換気設備の計画と性能評価」のセミナーがありました。
講師は建研の澤地先生と高知工科大学の田島先生
かなり期待していたのですが内容は基本編
8月の初めにあった
北海道建築技術協会主催の「スウェーデンの換気最新事情」のセミナー
さすがに北海道まではということで行かなったのですが
聞いてみると内容は非常に興味をそそられるもの
考えてみれば名古屋~東京の新幹線は片道1万円ほど
航空券は名古屋~札幌は安ければ1.5万円で
片道5千円しか違いません。
つまり中部地方に住んでいれば
東京に行くのと5千円くらいの差で日本中どこへでも行ける時代になったわけで
新たな知識の習得に必要なのは時間と好奇心ということになります。
今回の東京出張の収穫は
北は北海道から南は九州まで
行動の範囲は日本中 東京+5千円と認識できたことでしょうか。
ps
スエーデンの最新換気事情
山本亜耕さんが車に例えて分かり易く言っています。
いくら性能のよい車(換気装置)ができても
安全安心な車社会にするにはそのインフラ整備が不可欠
車検制度や交通法規の教育と言った車を取り巻く環境整備が大事であるように
換気設備も20年30年安全安心して使えるような環境が大事だけど
その設計がなされてこなかった、あるいはその仕組みが整っていない
といまの日本の現状を指摘しています。
長期にわたるメンテナンスの仕組み作りをどうするかが
今の日本の抱えている問題ですが
それは単にお客さんにメンテナンスの重要性を伝えるという単純な問題ではありません。
換気装置をメンテナンスしてくださいねと言っても
エアコンのフィルターのメンテナンスさえほとんどの方がしていません。
言ったり伝えたりすることは大切ですが
換気装置を取り巻く様々な環境整備が
今の日本ではまだできていません。
その主な責任は設計者にあると考えると
やらなければならないことは沢山あります。
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