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社長ブログケヤキの木の下で

2018年8月20日

習慣としての家中の窓全開での換気はこれからも残るのか?


おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日は朝から土場の草刈
猛暑としばらく雨が降らなかったので放置していたら
やはりこの季節なのでそれなりの状態になってしまってました。
特に普段は目のいかない建物の裏がひどく
先日偶然通り掛かって、こりゃいかんと気づいたわけです。
この季節、草刈りでもやり過ぎると疲労困憊になってしまいますから
限度は1.5時間
なんとなくそれなりにきれいになりました。
先日、年配の方と話していると換気の話になりました。
その方は毎朝起きたら
家の窓を一旦すべて開けて換気するというのです。
確かに朝窓を開けて外の空気を室内に入れるのは大事なことで
同時に気持ちのいいものですし、冬でもそうしていると言われました。
実はこのような方は結構な割合でいますが
私の経験上40代以降の方からこの話を聞きます。
冬にもそのようにしているということで
驚かれる方もいるかもしれませんが
人は冷たい空気のほうが綺麗だと感じやすいんですね。
あくまで感覚的なものですが
実際、家の中の空気は人が生活することにより
二酸化炭素やカビの胞子やダニの死骸
石油ストーブからの汚染ガスなどで
汚染とまでは行かなくても相当汚れているわけですから
その感覚はある意味正しいわけです。
従来の家というと取りようによっては混乱しますから
30年程前から10年ほど前までに建てられた家としましょう。
これらの家ではそれ以前の土壁で何もしなくても隙間が多くて
換気する必要のなかった時代の家に比べ
断熱材も使ってあり、アルミサッシになっていて
以前よりは隙間が少なくなった関係で
それなりに暖かいけれど、結露はすごい家です。
こんな家で暮らしてきた方には
一時的にせよ家中の窓を全開にして空気を入れ替えるのはそれなりの必然性があります。
閉め切って生活していれば、家の中の空気が相当汚れるだろうことは想像できますから。
これらの家に住む方の習慣としてはとても優れていますし大事なことですが
これから家を建てる方は換気と言うものを、
あるいは住まいの性能と言うものをトータルで考える必要があります。
何か不都合なことがあれば
空気清浄機を使ったり、除湿器を使ったりと言った場当たり的な対策や思考ではなく
家全体の換気はどうあるべきか
そこでの暮らし方まである意味想像することが大切です。
HMや工務店が言うがままの換気装置でいいのか
様々な種類の換気装置がありますが、なぜそれが使われているのか
仕組みやメンテナンスのことなども考慮する必要があります。
その際の考え方は時間軸と水平軸
日本国内だけでなく欧米での換気装置の変遷
90年代、2000年代の換気装置は?
日本では一番先進的な北海道ではどんな換気装置が主流か
またそれはなぜか?
ネット時代ですからご自分でも調べることが一番身になりますが
ちなみに北海道で今主流なのはダクト式の第三種換気です。
(北海道住宅新聞 2017年より)
習慣としての家中の窓全開も
時代の変遷とともに変わるかもしれません。
ps
上の写真は久しぶりに蜜汁叉焼で作った北京叉焼(我が家の造語)
グーグルの検索順位が落ちてしまったので・・・
つくり方はこちら​にありますから(^^)/
親父の料理としては合格点です。

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