社長ブログケヤキの木の下で
2020年9月9日
盲目的に信じてはいけない 換気システム
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
快晴の朝、気温も22度とそれとなく秋を感じる温度になりました。
子供の頃、夏休みもお盆を過ぎると
ラジオ体操(6時30分)の時は肌寒かったことを覚えています。
温暖化がどこまで進むか、自分でできる事をしていく必要があります。
コロナの影響で、住まいの換気を意識される方が増えているようです。
日本では風通しは意識しても、
換気となるとその意識は風通しの十分の一くらいでしょうか。
日本の家のつくりが「夏旨」でしたから仕方がないところもありますが、
大手のHMに代表される家のつくりは
既に従来の夏旨の家ではなくなっていますし、
現在建てられている家の大半もそうです。
夏旨では無い家では、風通しや通風よりも
換気を意識しなければなりません。
日本人のDNAにはほとんどありませんでしたから、
なかなか浸透していきません。
コロナと夏のとんでもない暑さが、
住まいの換気意識を高めてくれれば不幸中の幸いでしょうか。
さて、新築検討者の中にも換気システムに注目される方が出てきました。
YouTubeやメルマガなどでも見聞きする機会が増えてきてます。
先ほど言ったように
日本人のDNAには無かった換気ですが
日本では北海道が先駆的に導入し、徐々に南の本州側に広まりました。
換気という新しい概念に馴染みが無かった訳ですが、
このような時その歴史に触れることはとても大切です。
換気システムがどのような経緯で発展してきたのか
発祥の地ではどういう経緯をたどったのか
最初から上手くいったのか
換気システムを入れて失敗は無かったのか
現在はどのような状況なのか
法的な規制や義務は
メンテナンスは
このブログで初めて日本輸入換気システム連盟(JVIA)の紹介をしたのは
2014年ですから6年前になります。
こちらのコラムにはスウェーデンでの換気システムの変遷が書かれています。
ネット上では様々な情報が溢れていますし流行?もあります。
皆がいいと言ってる時は、ちょっとへそ曲がりに本当かな?
と疑って見ることも大切です。
様々な考えがありますからいろんな意見や考えを知って
最終的にはご自分で判断でしょうか。
換気システムをお考えの方は参考に一度JVIAをお訪ね下さい、
ps
高性能な住宅を建てている会社は、
全て1種の全熱交換の換気システムを使っているように感じるかもしれませんがそれは違います。
各社様々な考えで換気システムを取り入れてますから
じっくり、換気に対する考えを聞くことが大切です。
盲目的に意識せず、言われるままの換気システムを入れると
後々、こんなはずでは悔やむことになるかもしれません。
高額な換気システムや全館空調を入れてるのに
気密測定していないというのはNGです。
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